アニメ「イングレス」中島ヨシキや緒方恵美ら出演 予測不可能な物語

アニメ「イングレス」中島ヨシキや緒方恵美ら出演 予測不可能な物語
アニメ「イングレス」中島ヨシキや緒方恵美ら出演 予測不可能な物語

『INGRESS THE ANIMATION』/(C)『イングレス』製作委員会

POPなポイントを3行で

  • アニメ化が決まっている「イングレス」の続報
  • 中島ヨシキ、上田麗奈、喜山茂雄、緒方恵美の出演が決定
  • ストーリーは爆発事件と記憶を巡るサスペンスもの
アニメ化が発表されていたスマートフォン向けの位置情報ゲーム「Ingress」(イングレス)メインビジュアルやキャスト、最新ストーリーが公開された。

正式タイトルは『INGRESS THE ANIMATION』。

主人公マコト役に中島ヨシキさん、記憶を失った女性・サラ役に上田麗奈さん、謎の男・ジャック役に喜山茂雄さんが決定。また、ゲーム同様、人工知能のADA(エイダ)の声を緒方恵美さんがつとめる。

フジテレビの新しいアニメ枠「+Ultra」(プラスウルトラ)にて2018年10月から放送開始され、NETFLIXでの全世界配信も決定した。

「ポケモンGO」の基礎をつくったナイアンティック「Ingress」

「Ingress」は、今では「Pokémon GO」(ポケモンGO)の開発でも知られるナイアンティック・ラボが開発したスマートフォン向けの無料ゲームアプリ。 「Ingress」開発当時、ナイアンティック・ラボはGoogleの社内ベンチャー部門だったが、その後Google・任天堂・ポケモンから資金調達して独立。社名も現在のナイアンティックへと変更された。

3月には、スタジオジブリ・宮崎駿監督による初CGアニメ『毛虫のボロ』のCG制作を担当した櫻木優平監督と映像スタジオ・CRAFTAR(クラフター)によるタッグでのアニメ化が発表されていたが、続々と新情報が届いている。

アニメ『イングレス』あらすじ 爆発事故と記憶を巡るサスペンス

公開されたメインビジュアルには、触れた物の記憶を読む特殊能力を持った主人公のマコトと、銃を構える謎の男・ジャック。そして対立するふたりの奥には、記憶を失った女性・サラが描かれている。

彼らの後ろに広がる都市と世界の建造物には、緑色の陣営「Enlightened」(エンライテンド)と青色の陣営「Resistance」(レジスタンス)が作りだす「コントロールフィールド」が。

古来より人間の精神に干渉してきたとされる未知の物質“エキゾチック・マター(XM)”を巡る、両陣営の戦いに巻き込まれてゆくマコトとサラ、そしてジャック。予測不可能なドラマが、徐々に明らかになりつつある。

物語はマコトが原因不明の爆発事故の捜査上でサラと出会い、ジャックに追われる逃亡劇から幕を開ける。

制御できないその力を隠しながら警察の特殊捜査官として働く彼は、未知の物質「XM」の研究所爆発事故現場で不可解な記憶を見る。事故の唯一の生存者、サラの指環に残されていた記憶。それは人が赤い光に飲み込まれ、消失する光景だった。巨大な陰謀に巻き込まれていくマコト。人間の精神に影響する物質「XM」を巡る戦いが、始まる――。『INGRESS THE ANIMATION』メインストーリー

櫻木優平監督はじめ、『INGRESS THE ANIMATION』は平均年齢20代後半から30代前半という若いスタッフを中心に制作されていることも明かされている。

世界を席巻したゲームのアニメ化、その広がりに期待したい。

主要キャストコメントも到着

警視庁の嘱託特殊捜査官・マコトを演じるのは、『アイドルマスター SideM』内のユニット・S.E.M.の山下次郎役や、『ヒナまつり』新田義史役で知られる中島ヨシキさん。

触れた物の記憶を読む(サイコメトリー)能力を持つマコトは、サラと出会い、XMの存在と自分の能力の秘密を知ることになる。

マコト役・中島ヨシキさん

マコトは、徐々に物語の中枢に巻き込まれていく、ちょっと気弱な青年です。彼の成長する姿も、本作の見どころかと思います。ストーリーは、重厚かつ王道。アクションもモリモリで、『Ingress』の世界はこうなっているのか…?と思わせてくれるリアリティを感じます。僕もマコトとして、ストーリーの結末にドキドキしつつもワクワクしています
世界を熱狂させているあの『Ingress』のオリジナルアニメーションということで、世界中のエージェントの皆さんやファンの方々の期待と興奮をひしひしと感じています。その期待に違わぬ、ハイクオリティの映像が皆さんを圧倒すること間違い無しです。ぜひオンエアまで、ゲームをプレイしながら…世界を歩き回りながら、お待ちいただければと思います中島ヨシキさんコメント

XMを研究しているヒューロン研究所の爆発事故をきっかけにマコトと出会う、記憶をなくした女性・サラ。

演じるのは、『アイドルマスター ミリオンライブ!』高坂海美役や『てさぐれ!部活もの』での18姉妹役、『ハナヤマタ』関谷なる役などの上田麗奈さん。

サラ役・上田麗奈さん

毎話収録を終える度に、現実と非現実の境目がわからなくなってしまうような、不思議な感覚を抱きます。そして担当させて頂くサラさんは、とっても正義感の強い女性です。その純粋さから、少々空回りしてしまう隙もありますが、持ち前の明るさとマコトさんとの相性の良さにも助けられて、しっかりと前に進んで行こうと奮闘します。そんなところがとっても素敵です。
ゲームをプレイして下さっている皆様にも、「まだ触れたことがないよ」という皆様にも、ワクワク、ドキドキして頂ける内容になっています。夢がたくさん詰まった、それでいてとっても現実味のある不思議なエネルギーを、是非とも感じて頂きたいです。何卒、宜しくお願い致します。 上田麗奈さんコメント

そんなサラを追う謎の男・ジャックは、一瞬先の未来を予測する(フラッシュフォワード)能力を持つ。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(ランバ・ラル役)のほか、多くの洋画の吹き替えやボイスオーバーなどで活躍する喜山茂雄さんが演じる。

ジャック役・喜山茂雄さん

自分が演じているジャックは、傭兵上がりのエージェントでとにかくタフ!!って感じのキャラクターです。彼の最初の印象は、寡黙な男かと思ったら意外とよく喋るんですよね(笑)この作品は、とにかく奥が深い。台本を読んでても、この先どうなるのか…皆目検討もつかないけど、とにかく引き込まれるんですよね。自分も1人のファンとして、この先のシナリオが物凄く気になります!
どこまでが虚構でどこからが現実か…対立するいくつかの組織と、物語の中心に存在する人々、それらいくつもの点と点が線になってこの世界を構成していく…。皆さんもそんな世界の中心にいる存在として、我々と一緒に物語を楽しんで下さい!!喜山茂雄さんコメント

最後に、Niantic計画の研究者をアシストするために開発された人工知能ADA(エイダ)を演じるのは緒方恵美さん。XMにさらされたことで感情を獲得する。

緒方さんは「Ingress」の日本語版からの続投だ。

ADA役・緒方恵美さん

『Ingress』の日本語版に引き続き、ADA(エイダ・ガイドAI)役を担当させて頂くことになりました。
私個人については、現状粛々といつも通りのADAを…という感じなのですが、何しろ男性が多い!まるでアクションものの外画のアフレコに来ているかのようで、アニメ現場ばかりにしかいつもはいない私的には、慣れない雰囲気を楽しませて頂いています(笑)。
アフレコの前後に、スマホで『Ingress』を立ち上げたりすると、本当に「The world around you is not what it seems.」(あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない)…ここがどこだか、わからなくなることも。
世界中の視聴者(エージェント)の皆様に、全世界配信でこのアニメを一緒に楽しんで頂ける、壮大なプロジェクト。
監督・プロデューサー以下、皆様がとても丁寧にコミニュケーションをとって下さり、よく動くCG画面と合わせ、作品の熱量の高さが伝わってきて、毎回ワクワクしています。
エンライテンド・レジスタンス、どちらのエージェントの方にも、また、初見の皆様にも楽しんで頂けるような物語になっています。
全世界と共有する楽しさを!ぜひ、覗いてみて下さい。あなたの見えていない、もう一つのこの世界を。 緒方恵美さんコメント

新作・期待作続々

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作品情報

『イングレス』正式名称:INGRESS THE ANIMATION

原作
NIANTIC
監督
櫻木優平
脚本
月島総記/月島トラ/赤坂創
音楽
カワイヒデヒロ
キャラクター原案
本田雄
副監督
入川慶也
CGディレクター
古川厚
美術監督
加藤浩(ととにゃん)/ 坂上裕文
美術監督補佐
新井帆海
コンセプトアーティスト
幸田和磨
モデリングディレクター
宮岡将志
アニメーションディレクター
小林丸
撮影監督
野村達哉
制作プロデューサー/音響監督
石井朋彦
アニメーション制作
craftar
キャスト
マコト:中島ヨシキ
サラ:上田麗奈
ジャック:喜山茂雄
人工知能ADA:緒方恵美

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