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「奇跡の一本松」をアニメ映画化 美術監督・山本二三さんら、クラウドファンディング開始

(c)Getty Images

スタジオジブリ作品などの美術監督で知られる山本二三さんが、岩手県陸前高田市の“奇跡の一本松”をモチーフとしたアニメ映画『希望の木』を企画している。また、製作にあたって、クラウドファンディングサイトを活用する。
『希望の木』は、作家・新井満さんの同名の書籍を原作とする。東日本大震災の際に岩手県陸前高田、高田松原の7万本の木の中で唯一つ生き残った木“奇跡の一本松”をモチーフに、新井満さんが家族の絆や生命のバトンをテーマに詩集とした。

山本二三さんは、アニメの美術監督として知られた存在だ。『天空の城ラピュタ』、『もののけ姫』、『時をかける少女』などの代表作がある。
山本さんはかねてより新井さんのファンでもあり、その作品をアニメ化したいと思っていいたところ、講演会で新井さん自らの『希望の木』朗読を聴いて感銘を受け、アニメ映画化の提案をした。これが今回の企画の経緯になった。昨年、新井さんと陸前高田市長の戸羽太さんとの対談にも赴き、戸羽市長からも賛同を得て正式始動した。
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山本さんは監督、美術監督を自ら務める予定だ。現在、山本さんは「既に絵コンテの半分は描き終えた」という。今年中に製作委員会の発足、来年の公開を目指す予定で動いている。しかし映画化は決まっているわけではないという。
そこでより広い協力を求めようとクラウドファンディングサイトを利用することになった。5月23日よりクラウドファンディングサイトWESYMにてサポーターの募集を開始した。

今回のWESYMでの募集は、大口スポンサーの募集とは別に、一般から広く賛同者を募ることを目的としている。2段階で募集を行うのが特徴で、今回は脚本、ストーリーボード(絵コンテ)、パイロットフィルムの3点の完成を目標としている。出資別に3000円でクリアファイル、3500円でハンカチ、9000円でTシャツがプレゼントされる。そして50万円は高精細複製画である。山本さん愛用の筆も添えられるとあって価値あるものになる。
今後の第2弾は、劇場版(初号)の完成を目標としたプロジェクトとなる。今後、多くの支援が期待される。
[真狩祐志]

希望の木製作準備委員会
http://kibounoki.com/
《真狩祐志》

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