都築響一「渋谷残酷劇場」 恐怖と醜悪に引きつけられる展示

都築響一「渋谷残酷劇場」  恐怖と醜悪に引きつけられる展示
都築響一「渋谷残酷劇場」  恐怖と醜悪に引きつけられる展示

「ATSUKOBAROUH Night Gallery 都築響一 presents 渋谷残酷劇場」

POPなポイントを3行で

  • 編集者・都築響一の展覧会がアツコバルーで開催
  • 地獄寺、蝋人形でできた病理標本、拷問美術館などの写真を展示
  • ガチゾンビメイクで行くとミニゾンビドリンクサービス。
写真家/編集者の都築響一さんによる展覧会「渋谷残酷劇場」が、4月14日(土)から5月13日(日)まで東京・渋谷のアツコバルー arts drinks talkで開催される。

これまでに都築さんが取材で訪れた日本、台湾、タイなど、アジアで撮影された写真作品を展示。

地獄寺、見世物小屋、蝋人形でできたヨーロッパの病理標本、拷問美術館など、見る者の想像力を刺激しそうなモチーフがそろっている。

圏外編集者、都築響一とは?

都築響一さんは雑誌『POPEYE』や『BRUTUS』の編集を経て、全102巻からなる現代美術全集『アート・ランダム』を刊行。

都築響一さん/2016年「エロトピア・ジャパン展」会場にて

以来、現代美術・建築・写真・デザインの分野での執筆・編集活動のほか、自身のコレクションを展示するイベントも開催している。

2015年末には編集者として本づくりの裏側を明かした『圏外編集者』、2017年にはなんだかんだ捨てられないTシャツを70着集めた『捨てられないTシャツ』を刊行。

その間、自身の秘宝館コレクションなどを集めて、エロをテーマにした展覧会「『神は局部に宿る』都築響一 presents エロトピア・ジャパン展」(2016年)を開催したほか、有料メールマガジン「ROADSIDERS' weekly」を配信している。

想像力を刺激する恐ろしいこと、醜いこと

「渋谷残酷劇場」の開催にあたってのコメントで都築さんは、世界中の寺院や教会に「楽しい天国」と「恐ろしい地獄」のイメージがあふれていると言及。

そうした場所をめぐる中で「どの宗教においても、天国より地獄のほうがはるかに豊かな表現にあふれている」ことがわかってきたという。

今回は、楽しさや美しさよりも見る者の想像力を刺激する、醜いことや悲しいこと、恐ろしいことにスポットを当てる。

その内容からか会場は18歳未満は入場不可。ガチゾンビメイクで訪れると、ミニゾンビドリンクがサービスされる。

期間中には都築さんによるギャラリートーク(予約不要)も開催されるので、気になる人は公式サイトで日程を確認しておこう。

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イベント情報

ATSUKOBAROUH Night Gallery 都築響一 presents 渋谷残酷劇場

期間
2018年4月14日(土)〜5月13日(日)
時間
日月 11:00~18:00
水木金土 16:00~22:00
火 定休日
入場料
1000円

※18歳未満入場不可/No one under eighteen is admitted.
※ガチゾンビメイクでご来場のお客様にはミニゾンビドリンクサービス。

【都築響一によるギャラリートーク ¥1500(入場料+1drink付)】
4月16日(月) 17:00~18:00
4月20日(金) 20:00~21:00
4月21日(土) 20:00~21:00
4月27日(金) 20:00~21:00
5月11日(金) 20:00~21:00

※予約不要
※30分前から受付開始いたします。
※会場がいっぱいになりましたら入場を制限させていただきますので、予めご了承ください。


【ゾンビナイト / ZOMBIE NIGHT】
毎週土曜日 18:00~21:00 ゾンビパフォーマンス集団ゾンビーナが在廊します。
Every Saturday from 6pm to 9pm Zombie Performance Unit "Zombina"is at the gallery.
4/14・4/21・4/28・5/5・5/12

☆ワンコインゾンビメイク/One coin Zombie make up
☆ゾンビくじ/Zombie Omikuji(paper fortune)
☆ワンコインゾンビバー/One coin Zombie Bar

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