『宝石の国』孤高の宝石、儚く崩れるフィギュア

『宝石の国』孤高の宝石、儚く崩れるフィギュア
『宝石の国』孤高の宝石、儚く崩れるフィギュア

PVC完成品として商品化されるアンタークチサイト/画像はカホタン@グッスマのすみっこのTwitter(@gsc_kahotan)より

市川春子さんの漫画を原作にしたアニメ『宝石の国』に登場するアンタークチサイトのフィギュアが、グッドスマイルカンパニーから商品化される。

もともとは、フリーで活動するカミツレ小夜子‏(@sisida881227)さんが「ワンダーフェスティバル2016夏」で展示販売したガレージキットが、PVC完成品として発売決定。

発表されたTVアニメ最終話の放送前日には、西川洋一さんによるコンセプトアート集の発売も明らかになっており、相次ぐ新情報が話題を集めている。

宝石たちと月人との戦いを美しく表現した『宝石の国』

講談社『アフタヌーン』で連載中、累計発行部数140万部を超える市川春子さんの人気コミック『宝石の国』。

『宝石の国』

遠い未来を舞台に、かつて存在した生物が不死の身体をもつ宝石になった世界で、月から飛来する謎の敵・月人と宝石たちとの激しい戦いを描く物語だ。

10月から12月にかけて放送されたTVアニメは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『劇場版 マクロスF』のCGパートを手がけたスタジオ・オレンジが制作。3DCGを中心とした美しい映像表現は『月刊MdN』11月号で特集された。 監督は京極尚彦さん、キャラクターデザインは西田亜沙子さんという『ラブライブ!』で知られる2人、シリーズ構成は『青の祓魔師 京都不浄王篇』の大野敏哉さんが担当した。

コンセプトアートはスタジオジブリ出身の西川洋一さんが担当。

2018年2月28日予定のTVアニメ『宝石の国』のコンセプトアート集。価格は3500円(税込)。予約はORANGE STOREで受付中。

西川さんは細田守監督の『バケモノの子』では共同美術監督をつとめている。

アンタークの名シーンを描いたガレージキットが商品化

フィギュア化が発表されたアンターク(アンタークチサイト)は、TVアニメ第7話から登場したキャラクター。

夏は液状で眠っているが、気温が下がり冬になると結晶化して姿を現す。ほかの宝石たちが冬眠する冬の期間、月人の警戒を1人で担当している。
TVアニメ『宝石の国』ミニキャラPV~アンタークVer.~
カミツレ小夜子さんがガレージキット化したのはそんなアンタークの名シーン。 主人公のフォス(フォスフォフィライト)を守るために、月人の攻撃で砕かれながらも、フォスに静かにしているよう指示する場面だ。 Twitterのモーメントでは、緻密で繊細な製作工程などを目にすることができる。

「ワンフェス2016夏」当時も大きな話題を呼んだが、今回、グッドスマイルカンパニーから塗装済み完成品として商品化。 現在は監修中の彩色原型が公開されており、発売日などの続報が期待される。

(C)2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

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