バウスシアター最後の10日間はライブ! 渋さ、細野晴臣、山本精一ら

バウスシアター最後の10日間はライブ! 渋さ、細野晴臣、山本精一ら
バウスシアター最後の10日間はライブ! 渋さ、細野晴臣、山本精一ら
1984年のオープン以来、多くの映画ファンに愛され、またライブハウスの音響システムで映画を上映する「爆音上映会」など、独自の試みを行ってきた吉祥寺の映画館・バウスシアター

先日、2014年5月をもって閉館することが決まり、4月26日(土)より最後のイベント「THE LAST BAUS さよならバウスシアター、最後の宴」が開催されることが新たに発表された。

30年の歴史を振り返る上映イベントやバウスシアター名物・爆音映画祭の他、イベントの最後を飾る企画である、ライブとトークからなるイベント「ライブハウスバウス」の出演者が発表された。

かつてのバウスシアターを思い出せ!

バウスシアターは映画の上映以外にも、前述の「爆音上映会」や、演劇、ライブ、落語会など様々な興行を行ってきた。そんな場所の持つ空気感を最後に再現しようというのが、この「ライブハウスバウス」だ。

バウスシアターが映画館としての役割を終えた後の、6月1日(日)〜6月10日(火)に行われる、まさに最後の最後となるこのイベントには、ジャンルを越えた多才なミュージシャンが集結する。

トークには、はっぴいえんどやY.M.O.などに所属し、日本の音楽シーンを席巻してきた細野晴臣さんや、音楽評論家・ラジオDJとして活動するピーター・バラカンさんが出演。

ライブには、ボアダムスやROVOでギタリストとして活動し、近年は文筆業でもその才気をみせている山本精一さんや、吉祥寺に住み日本のフォークシーンを形作った高田渡さんの息子で、スチールギター奏者の高田漣さん、話題沸騰中のバンド・ceroなど、様々なミュージシャンが集結する。

そして最終日、バウスシアターの壇上に最後に登壇するのが、ダンドリスト・不破大輔さん率いる、超大所帯フリージャズバンド・渋さ知らズオーケストラだ。

ドラム、ギター、ベースはもちろん、管楽器や暗黒舞踏家までを率いる渋さ知らズオーケストラのアクトは、これまでバウスシアターが行ってきたジャンルを越えた興行を彷彿とさせる、カテゴライズ不可能なカオスなものとなるだろう。劇的な祝祭空間が生まれそうなこのイベント。ぜひこの目で確かめてみたい。

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