詩人/小説家の最果タヒさんが2007年に刊行した詩集『グッドモーニング』が文庫化されることが明かされた。
「第13回中原中也賞」を受賞した同作。新潮文庫nexから、1月28日(土)に刊行される。価格は464円(税込)となっている。
また、TwitterやTumblrといったSNS上でも詩を発表。言葉を撃ち抜くゲーム「詩ューティング」や、文字の形で音楽が生成される「詩ーケンサー」をWeb上で公開するなど、詩にゲーム性を用いた視覚表現も試みており、女子クリエイターの祭典「シブカル祭」への参加など、多岐に渡る活動で注目を集めてきた。 さらに2015年からは小説も刊行。アイドル楽曲への作詞提供など、ジャンルを横断する注目の気鋭作家だ。
「第13回中原中也賞」を受賞した同作。新潮文庫nexから、1月28日(土)に刊行される。価格は464円(税込)となっている。
鬼才若手詩人・最果タヒ
最果タヒさんは、2004年からインターネット上で詩作を開始。2006年「第44回現代詩手帖賞」を受賞し、2008年、京都大学在学中に詩集『グッドモーニング』で、当時女性としては最年少の21歳で「中原中也賞」を受賞している。また、TwitterやTumblrといったSNS上でも詩を発表。言葉を撃ち抜くゲーム「詩ューティング」や、文字の形で音楽が生成される「詩ーケンサー」をWeb上で公開するなど、詩にゲーム性を用いた視覚表現も試みており、女子クリエイターの祭典「シブカル祭」への参加など、多岐に渡る活動で注目を集めてきた。 さらに2015年からは小説も刊行。アイドル楽曲への作詞提供など、ジャンルを横断する注目の気鋭作家だ。
第1詩集『グッドモーニング』文庫化! 表紙は大槻香奈
そんな最果タヒさんの第1詩集である『グッドモーニング』が文庫化。単行本未収録作品も9篇収録される。表紙には美術家/イラストレーターの大槻香奈さんの作品「進化の日」を起用。同氏はこれまでにも最果タヒさんの詩集『空が分裂する』の挿絵や、小説『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。』の表紙絵も担当している。若い日の攻撃性や鋭さは、決して特別なものではないと思う。大槻さんのこの絵は、少女の攻撃性を、その子が特別だから持ちえている、というふうには決して見せていなくて、あくまで平凡なものとして、人生へと収束していくものとして、描かれている気がする。そしてだからこそ眩しく、美しく見える。
— 最果タヒ(Tahi Saihate) (@tt_ss) 2017年1月4日
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