2016年もいよいよ終わりますね(泣)、今年も様々なアーティストたちから数多くの音楽が発表されました。
年末の風物詩として国民文化を代表する番組となっているNHKの「紅白歌合戦」や、裏金問題が取り沙汰されてしまった「日本レコード大賞」など、年の終わりの歌番組は、改めてその1年にリリースされた音楽を振り返る良いきっかけになります。
しかし、メディア環境が多様化した昨今、音楽はテレビだけのものではなくなっています。みなさんどうやって音楽の情報を仕入れたり、実際に聴いたりしていますか? ライブでしょうか? ラジオ? Apple MusicやGoogle Play Musicといった定額制音楽サービスも2016年は大きな話題になりました。
筆者はCDも時々買いますが(昔はほぼ毎日買ってました)、現在はもっぱらYouTubeで音楽を聴いています。
MVといっしょに見れるほか、レコメンド機能も日々向上。ユーザーによるコメントを読むのも楽しく、最高な音楽ライフが送れるサービスの1つだといえるでしょう。
そんな音楽シーンには無くてはならなくなったYouTubeから、日本人アーティストに絞った公式MVのランキングが発表されました。再生数だけでなく、コメントやLIKE数なども考慮したうえで、総合的に番付しているようです。
「PPAP」は、本家だけでなく、数多くのユーザーや著名人までもが真似した、かつてのニコニコ動画でいう「踊ってみた」動画もすさまじい量がアップされるほどの社会現象となりました。
最近では、「PPAP」のトラックに合わせて、ピコ太郎さん自身が何かと何かをくっつけるCMも放映されています(しかもいっぱいある)。
「PPAP」はYouTubeから世界的に火がついた音楽。日本人だけでなく、世界中のユーザーがフラットに観ているWebサービスだからこそ、このようなヒットが起きたといえるかもしれません。
近年ロックバンドで映画やアニメのタイアップといえばBUMP OF CHICKENが鉄板でしたが、その少し若い世代に当たるRADWIMPSも、ポップかつドープな楽曲をつくるバンドとして若者には人気がありましたが、見事に世代間のキャズムを越えて来ました。
ハンパじゃない疾走感と「前前前世からぼくは〜〜」というリズミカルで『君の名は。』のモチーフともリンクする歌詞が相まった、屈指の名曲です。
MVでは、間奏のシーンで類人猿の皆様が「ウホッ ウホッ」という感じで手拍子をしているのですが、カラオケでそのシーンをみんなで再現すると盛り上がることが判明しました。忘年会の3次会とかで是非、お試しください。
キレのあるダンスと、意味不明ながら中田さんを神格化した歌詞が面白いと話題となり、「ミュージックステーション」への出演も果たしました。
特に10代から人気で、YouTubeだけでなく、MixChannelなどでも替え歌やダンス動画が流行ったのは記憶に新しいです。
その中でも2016年は、ポストAKB48の最有力候補と目される欅坂46が「サイレントマジョリティー」でデビューした年として、以後語れ続けられるかもしれません。
センターをつとめる平手友梨奈さんの圧倒的で存在感は、これまで有象無象に湧き続けたサブカル地下アイドルユニットとは一線を画す、「強さ」を感じさせます。
「大人たちに支配されるな」と歌う彼女たちが今後どのようなアイドルとして、進化を遂げていくのか、要注目です。
もちろん2015年の紅白にも出演するなど、すでのお茶の間でも知られた存在となっていましたが、やはり火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌となった楽曲「恋」の人気はすさまじいものがあります。
6位という順位ながら、MVの公開からたった3ヶ月で5500万再生という数字は、2位の「前前前世」に負けずとも劣らない勢いです。
ドラマの人気もさることながら、「恋」の振り付けにあわせたダンス動画がYouTubeやTwitterで数多くアップされ、「恋ダンス」としていまなお多くのファンが楽しんでいます。
2016年にはアルバム『COSMIC EXPLORER』からの楽曲「FLASH」のMVがYouTubeで大ヒット。これまで以上にスタイリッシュかつ、デザイン的となったダンスとMVの構成は、見ていると本当に気持ちよくて何回でもリピートしてしまう中毒性があります。
YouTubeのコメントを見ると「ほとんどが英語のコメントでちょっと疎外感っていうか不安になりましたw 思わず日本のみなさんいますかー!って言いたくなりましたよ(笑)」と書かれている通り、本当に海外からの人気が高いのがわかります。
KARA脱退後は、映画『暗殺教室」やドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』などに出演し、女優としての活動が目立っていましたが、最高の形で歌手活動再開となりました。さわかやかつストレートな恋愛ソングは、いつの時代も人気がありますが、コメントを見ててもなんか安心しました。
意外にも9位という結果でしたが(それでもすごい)、楽曲とMVの尖りっぷりはダントツかと思います。
最初の2分くらいは謎のドラマ仕立てで謎の世界観を説明する映像になっており、国民的アイドルユニットにありがちなキャッチーさからは程遠く、ちょっと理解が追いつきません(もちろんかっこいいです)。それでも1700万を越える再生数を記録しているという、EXILE TRIBEの底力を感じさせます。
なによりも映像のつくりが日本のMVにありがちなチープさがまったくなく、BIGBANGをはじめとする世界基準の韓流ユニットを彷彿とさせます。
MVはダチョウ倶楽部の3人が主演。お笑い芸人とYouTubeの相性はすさまじいものがあり、多くのコント動画だけでなく、YouTuber的な活動をする人もいたりと、独自の文化が生まれています。
YouTubeでは、「YouTube Rewind」と題して、2016年のTOP100動画をまとめた再生リストを公開中。ここに載っていない動画以外にも、数多くの名作がアップされています。
今後も国内外の映像・音楽コンテンツの中心であり続けるであろうYouTube。新たな才能の登場にも期待したいです。
年末の風物詩として国民文化を代表する番組となっているNHKの「紅白歌合戦」や、裏金問題が取り沙汰されてしまった「日本レコード大賞」など、年の終わりの歌番組は、改めてその1年にリリースされた音楽を振り返る良いきっかけになります。
しかし、メディア環境が多様化した昨今、音楽はテレビだけのものではなくなっています。みなさんどうやって音楽の情報を仕入れたり、実際に聴いたりしていますか? ライブでしょうか? ラジオ? Apple MusicやGoogle Play Musicといった定額制音楽サービスも2016年は大きな話題になりました。
筆者はCDも時々買いますが(昔はほぼ毎日買ってました)、現在はもっぱらYouTubeで音楽を聴いています。
MVといっしょに見れるほか、レコメンド機能も日々向上。ユーザーによるコメントを読むのも楽しく、最高な音楽ライフが送れるサービスの1つだといえるでしょう。
そんな音楽シーンには無くてはならなくなったYouTubeから、日本人アーティストに絞った公式MVのランキングが発表されました。再生数だけでなく、コメントやLIKE数なども考慮したうえで、総合的に番付しているようです。
GoogleとYouTubeが公認する日本人MVランキング! 2016年Ver.
1. PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)ペンパイナッポーアッポーペン/PIKOTARO(ピコ太郎)
やはり国内アーティスト1位には、「PPAP」で一躍世界から注目を集めたピコ太郎さんがランクイン。「PPAP」は、本家だけでなく、数多くのユーザーや著名人までもが真似した、かつてのニコニコ動画でいう「踊ってみた」動画もすさまじい量がアップされるほどの社会現象となりました。
最近では、「PPAP」のトラックに合わせて、ピコ太郎さん自身が何かと何かをくっつけるCMも放映されています(しかもいっぱいある)。
「PPAP」はYouTubeから世界的に火がついた音楽。日本人だけでなく、世界中のユーザーがフラットに観ているWebサービスだからこそ、このようなヒットが起きたといえるかもしれません。
2. 前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV
2位はRADWIMPSの「前前前世」。映画史、アニメーション史に残る大ヒット作となった新海誠監督の『君の名は。』の主題歌にもなっているこの曲も、2016年を象徴すべき楽曲でしょう。近年ロックバンドで映画やアニメのタイアップといえばBUMP OF CHICKENが鉄板でしたが、その少し若い世代に当たるRADWIMPSも、ポップかつドープな楽曲をつくるバンドとして若者には人気がありましたが、見事に世代間のキャズムを越えて来ました。
ハンパじゃない疾走感と「前前前世からぼくは〜〜」というリズミカルで『君の名は。』のモチーフともリンクする歌詞が相まった、屈指の名曲です。
MVでは、間奏のシーンで類人猿の皆様が「ウホッ ウホッ」という感じで手拍子をしているのですが、カラオケでそのシーンをみんなで再現すると盛り上がることが判明しました。忘年会の3次会とかで是非、お試しください。
3.パーフェクトヒューマン【MV】Short ver. / RADIO FISH
やっぱりきた!「PERFECT HUMAN」。お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さんと藤森慎吾さんの両名が率いる音楽ユニット・Radio Fishの人気楽曲であり、オリラジの新たなリズムネタです。キレのあるダンスと、意味不明ながら中田さんを神格化した歌詞が面白いと話題となり、「ミュージックステーション」への出演も果たしました。
特に10代から人気で、YouTubeだけでなく、MixChannelなどでも替え歌やダンス動画が流行ったのは記憶に新しいです。
4. 欅坂46 『サイレントマジョリティー』
毎年チャートを軒並み席巻するようになった、秋元康さんがプロデュースするAKB48に端を発するアイドルユニット群。その中でも2016年は、ポストAKB48の最有力候補と目される欅坂46が「サイレントマジョリティー」でデビューした年として、以後語れ続けられるかもしれません。
センターをつとめる平手友梨奈さんの圧倒的で存在感は、これまで有象無象に湧き続けたサブカル地下アイドルユニットとは一線を画す、「強さ」を感じさせます。
「大人たちに支配されるな」と歌う彼女たちが今後どのようなアイドルとして、進化を遂げていくのか、要注目です。
5. PERFECT HUMAN【MV】RADIO FISH/(Full ver.)
また入ってる! 3位の「PERFECT HUMAN」はショートバージョンでしたが、こっちはフルです。とにかく面白いダンスを要チェック。6. 星野源 - 恋 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】
2016年は、サブカル女子から圧倒的な支持を得ていた星野源さんが「ポップの王」としてその才能を知らしめた年でもありました。もちろん2015年の紅白にも出演するなど、すでのお茶の間でも知られた存在となっていましたが、やはり火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌となった楽曲「恋」の人気はすさまじいものがあります。
6位という順位ながら、MVの公開からたった3ヶ月で5500万再生という数字は、2位の「前前前世」に負けずとも劣らない勢いです。
ドラマの人気もさることながら、「恋」の振り付けにあわせたダンス動画がYouTubeやTwitterで数多くアップされ、「恋ダンス」としていまなお多くのファンが楽しんでいます。
7. [MV] Perfume 「FLASH」
アイドルというイメージから一転、いまや世界が注目するクリエイティブユニットとしても知られるPerfume。2016年にはアルバム『COSMIC EXPLORER』からの楽曲「FLASH」のMVがYouTubeで大ヒット。これまで以上にスタイリッシュかつ、デザイン的となったダンスとMVの構成は、見ていると本当に気持ちよくて何回でもリピートしてしまう中毒性があります。
YouTubeのコメントを見ると「ほとんどが英語のコメントでちょっと疎外感っていうか不安になりましたw 思わず日本のみなさんいますかー!って言いたくなりましたよ(笑)」と書かれている通り、本当に海外からの人気が高いのがわかります。
8. JY 『好きな人がいること』Music Video Short Ver.
8位にはKARAの元メンバー・知英(ジヨン)さんの歌手名義・JYがランクイン。MVは、写真家の蜷川実花さんがプロデュースしたことでも話題になりました。KARA脱退後は、映画『暗殺教室」やドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』などに出演し、女優としての活動が目立っていましたが、最高の形で歌手活動再開となりました。さわかやかつストレートな恋愛ソングは、いつの時代も人気がありますが、コメントを見ててもなんか安心しました。
9. 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / Feel So Alive
ようやくきた! 三代目 J Soul Brothers!意外にも9位という結果でしたが(それでもすごい)、楽曲とMVの尖りっぷりはダントツかと思います。
最初の2分くらいは謎のドラマ仕立てで謎の世界観を説明する映像になっており、国民的アイドルユニットにありがちなキャッチーさからは程遠く、ちょっと理解が追いつきません(もちろんかっこいいです)。それでも1700万を越える再生数を記録しているという、EXILE TRIBEの底力を感じさせます。
なによりも映像のつくりが日本のMVにありがちなチープさがまったくなく、BIGBANGをはじめとする世界基準の韓流ユニットを彷彿とさせます。
10.ケツメイシ / 友よ ~ この先もずっと・・・ MV
10位にはメジャーデビュー15周年を迎えたケツメイシがランクイン。「友よ ~ この先もずっと・・・」は、劇場版クレヨンしんちゃんの最新作『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』の主題歌にもなっています。MVはダチョウ倶楽部の3人が主演。お笑い芸人とYouTubeの相性はすさまじいものがあり、多くのコント動画だけでなく、YouTuber的な活動をする人もいたりと、独自の文化が生まれています。
YouTubeでは、「YouTube Rewind」と題して、2016年のTOP100動画をまとめた再生リストを公開中。ここに載っていない動画以外にも、数多くの名作がアップされています。
今後も国内外の映像・音楽コンテンツの中心であり続けるであろうYouTube。新たな才能の登場にも期待したいです。
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