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「オックスフォード英語辞典」に新語として「YouTuber」収録 広がる動画文化

「オックスフォード英語辞典」に新語として「YouTuber」収録 広がる動画文化

画像は「Oxford English Dictionary」公式サイトの「YouTuber」の項目より

世界的に権威ある「オックスフォード英語辞典」(Oxford English Dictionary)が、2016年の新語として「YouTuber」(ユーチューバー)を収録することを発表した。

動画配信プラットフォーム「YouTube」上で独自の動画を配信して広告収益を得るパフォーマーとして台頭し、日本でも10代・20代を中心に絶大な影響力を持つまでになったYouTuberが、ついに世界最高峰の辞典に収録されることとなった。

「オックスフォード英語辞典」の「YouTuber」の項目には、「動画共有サイト『YouTube』をよく使う人。特に、そこで動画をプロデュースし、出演する人のこと」といった旨の記述がされている。

A frequent user of the video-sharing website YouTube, especially someone who produces and appears in videos on the site.原文:「Oxford English Dictionary」公式サイトより

「オックスフォード英語辞典」新語として「YouTuber」収録

日本では、ヒューマンビートボックスと変顔で不動の人気を誇るHIKAKINさんや、甘いマスクながら無謀な企画に挑戦する嫌味のないはじめしゃちょーさんといったYouTuberが人気を博している。

この3月には、大阪府内の小学校で調査したという「4年生男子の将来の夢」において、サッカー選手、医者に次ぐ3位にYouTuberがランクイン(外部リンク)し、大きな波紋を呼んだことも記憶に新しい。

従来のマスメディアとは異なるインターネット文化が生んだYouTuberはそれほどまでに浸透し、若年層にとって、YouTubeの動画から莫大な収入を得ている彼らは、テレビの芸能人と同等かそれ以上に憧れの対象となっている。
また、いまや世界的なポップミュージシャンとして盤石の地位を築いているジャスティン・ビーバーさんも、もとは2008年からYouTubeに歌唱動画を投稿し続け、それがきっかけでプロデビューに至ったことは広く知られている。

そして、そのジャスティンが“お気に入り動画”としてYouTubeを紹介したことで2016年にブレイクしたのが、ピコ太郎さんの「PPAP」だ。

彼を“プロデュース”しているお笑い芸人・古坂大魔王さんは、2015年に、リズムネタを考察するブログで投稿しており、ネタが「『動画サイズ』にアジャストしてる」(外部リンク)ことも重要なポイントの一つとして挙げている。

ブログでは「YouTube」という記述はないものの、YouTuber文化をもきちんと研究した上でリズムネタ動画としてつくり込んだ結果が、今の「PPAP」大ヒットにつながっているのは明らかだ。

前述の2人はいずれも厳密には「YouTuber」ではないが、世界的に動画文化が広がっていることを象徴する事例だ。そして2016年、新たに「オックスフォード英語辞典」に収録されたことで、「YouTuber」は、世界的に波及し続けていることが改めて証明される形となった。

なお、英・オックスフォード大学出版局が刊行する「オックスフォード英語辞典」では、「YouTuber」の他にも、500語近い新語を収録したことを発表している。

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