ヱヴァンゲリヲンと日本刀展がヨーロッパ上陸 春にパリ、夏にマドリード

animeanime
ヱヴァンゲリヲンと日本刀展がヨーロッパ上陸 春にパリ、夏にマドリード
ヱヴァンゲリヲンと日本刀展がヨーロッパ上陸 春にパリ、夏にマドリード

「ヱヴァンゲリヲンと日本刀」展(c)カラー

岡山の備前長船刀剣博物館を皮切りに、2012年から日本国内を巡回していたヱヴァンゲリヲンと日本刀展がヨーロッパに上陸する。好評を博した展覧会が春からヨーロッパを巡回することになった。
まず、4月30日から6月21日まで、フランス・パリの国際交流基金パリ日本文化会館で開催される。その後は 、7月5日から9月28日までスペイン・マドリードのABCミュージアムに会場を移す。日本のポップカルチャーの人気が高い地域だけに、大きな盛り上がりが期待される。

ヱヴァンゲリヲンと日本刀展は、全国の刀匠たちが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の世界に切り込んだ企画である。日本を代表する刀匠が、本作をテーマに新たに刀などを制作、その作品を展示する。
作品世界観や登場キャラクターにインスピレーションを受けて制作された作品は計20点ほど。ロンギヌスの槍など、本編で重要な鍵を握る武器と伝統の技が融合され、重厚感のある作品が誕生している。その芸術性の高さは、アニメファンだけでなく、広く感動を生み出す。

パリやマドリードの会場では、これらのほかに鎌倉~江戸時代の刀工による刀身や鐔、拵、柄前、日本古来の名刀5点や刀装具も展示される。等身大のエヴァンゲリオン初号機のフィギュアや原画パネルなども並ぶ予定である。
また備前長船刀剣博物館学芸員によるレクチャーや職人によるデモンストレーションも開催する。日本の伝統とポップカルチャーを併せて紹介するユニークな試みだ。斬新で挑戦的な企画だけに、ヨーロッパでどのように受け止められるかも気になるところだ。
[真狩祐志]

備前長船刀剣博物館
http://www.city.setouchi.lg.jp/~osa-token/
国際交流基金
http://www.jpf.go.jp/

フランス・パリ
会期 :  2014年4月30日~ 6月21日
会場 :  独立行政法人 国際交流基金 パリ日本文化会館
スペイン・マドリード
会期:  2014年7月5日~9月 28 日
会場 :  ABC ミュージアム

主催 :  独立行政法人 国際交流基金 (パリ日本文化会館)、ABC ミュージアム(スペイン)

関連記事

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。