これは、日本ハムファイターズと精密機器を手がけるエプソンが共同で開発しているシステムを利用した試みで、試合を観戦しながら、カウントやバッテリーの配球、選手の情報などをリアルタイムに見ることができるというもの。
今後は野球をはじめ、その他のスポーツでの実用・運用に向けて、実証実験を続けていくという。
期待されるスポーツ観戦の未来
「MOVERIO BT-200AV/BT-200」
そんなスマートグラスを活用した今回のシステムは、スタジアムでの観戦において、テレビ中継のように試合に関する情報を把握しづらい、いったん目を離してスマートフォンでチェックしなければならないといった煩わしさを解決するべく開発された。
選手を生で応援し、試合の熱気や感動を大勢のファンを共有できるといった生の魅力を活かしたまま、同時に試合の情報を取得できるようにしたというわけだ。
今回はトライアル施策のため、カウントなどのデータ入力は別途オペレーターによる対応だったが、今後は、スタジアム自体で使われているデータをAPI化して連動させることで、よりシームレスなデータ表示を目指していく。
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