初回生産限定のプレミアムエディションには、映画監督の押井守さん、アニメ監督の荒牧伸志さん、イラストレーター/デザイナーの伊藤暢達さんの3人が描いた、本編に登場するロボット・チャッピーの描きおろしイラストポストカードが封入。
本編ブルーレイには「もう1つのエンディング」を含む約87分の特典映像が収録されているほか、プレミアムエディションには、貴重なインタビューやメイキングを収めた特典ディスクも入っている。
日本を代表するクリエイターが描くチャッピー!
『チャッピー』は、2016年の南アフリカの犯罪多発都市・ヨハネスブルグを舞台に、成長する人工知能「AI」を搭載したロボットが繰り広げる物語を描いたオリジナルSF作品。日本での映画公開時には、映画倫理委員会(映倫)の指摘により日本国内向けに再編集され、12歳未満の鑑賞を制限するPG-12指定として上映。しかし、日本のファンからは、表現の規制に反発する声が多くあがるなど、各所で話題となった。
『チャッピー』ブルーレイ&DVD発売について pic.twitter.com/d4IYAED0pD
— ソニー・ピクチャーズ (@SonyPicturesJP) 2015, 7月 23
今回は、本国・アメリカはもちろん、日本でも絶賛の嵐となった本作が、ブルーレイとDVDになってリリース。国内配給元のソニー・ピクチャーズは、アメリカでの上映同様、カット無しの完全版として発売することを発表している。
初回生産限定で発売されるプレミアムエディションには、ニール・ブロムカンプ監督自身が影響を受けたと公言している、『攻殻機動隊』『パトレイバー』の監督・押井守さんや、『アップルシード』『キャプテンハーロック』の監督・荒牧伸志さん、ホラーゲーム『サイレントヒル』を手がけた伊藤暢達さんら、日本を代表するクリエイター3人によるチャッピーのポストカードが封入される。
押井さんのイラストには、自身の映画にも度々登場する犬のバセットハウンドとチャッピーとの2ショットが描かれ、チャッピーの左ほほにある「$」マークが、「狗」に変えられるなど、犬好きとして知られる押井さんらしい作品となっている。また、今回のイラスト制作に関して、荒牧さんと伊藤さんは以下のようにコメントしている。
ニール監督が以前撮っていたショートフィルムにアップルシードのブリアレオスっぽいポリスロボが出ていて、「士郎正宗さんの作品がスキなんだろうな~」とは思ってたけど、これほどスキだったのか!すばらしい! ムースは80 年代オリジナルビデオアニメに出てきそうなデザインで、なんだか懐かしくって描きたくなってしまいました。荒牧伸志さんのコメント
(C)2015 Columbia Pictures Industries, Inc., LSC Film Corporation and MRC II Distribution Company L.P. All Rights Reserved.劇中、チャッピーが追われる途中で野良犬(?)に話しかけるシーンがあるのですが、それが妙におじさん臭くて”人間味”溢れていて好きです。(イラストは、犬に言う事を聞いてもらえないチャッピーをコンセプトとしました)伊藤暢達さんのコメント
執筆者:きくちみずほ
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作品情報
チャッピー
- 発売・レンタル日
- 9月18日(金)ブルーレイ&DVD発売、同時レンタル開始
■アンレイテッド・バージョン プレミアムエディション【初回生産限定】
ブルーレイ 2枚組 ¥5,695+税
■アンレイテッド・バージョン ブルーレイ ¥4,743+税
■アンレイテッド・バージョン DVD ¥3,800+税
8月12日デジタルセル/8月26日デジタルレンタル 先行配信
※レンタル、デジタルセル・デジタルレンタルの本編は、日本劇場公開版となります。
発売元・販売元:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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