TVアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』のオープニングテーマでも話題の、ロックバンド・amazarashiの2ndシングル『スピードと摩擦』のMVが、8月5日に公開された。
同MVは、「若者が抱える焦燥感」をテーマに、学校のトイレでひとり悶えながら踊り狂う女子高生が映し出された衝撃的な映像に仕上がっている。
2010年のメジャーデビュー以来、本人たちのメディア露出が一切ないなか、タイポグラフィを駆使した独自のライブパフォーマンスや3DCGアニメーションによるMVなどから、口コミで話題に。
ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿さんも、音楽雑誌『MUSICA』のインタビューで「最近の若手だとamazarashiとかすごい好き」と答えているなど、有名アーティストからも一目置かれているバンドだ。 そんな彼らのニューシングル『スピードと摩擦』は、7月よりフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送中の『乱歩奇譚 Game of Laplace』のオープニングテーマにも起用されており、狂気あふれるアニメ独特の世界観とマッチした楽曲になっている。
物理的に文字の形に繰り抜いた壁を通じて光の文字を生み出し、中にいる人間に投写するという演出で、10代の苦悩や焦燥感、そしてトイレという閉鎖空間の圧迫感を表現している。
壁に繰り抜かれた文字は全4,506文字、撮影時間は47時間にも及んだという。MVの振付、出演を行ったコレオグラファー・川村美紀子さんがダンスを披露した際には、踊りに熱中するあまりトイレを壊してしまうという一幕も……。 ストレスや閉鎖空間の象徴とも言える学校のトイレの中で踊り狂う女子高生からは、狂気のなかにも、どこかエロスや若者の魂を感じさせられるような、一度見たら頭から離れないような映像となっている。
公式Webサイトには、本シングルに寄せた秋田さんのコメントが書かれている。
同MVは、「若者が抱える焦燥感」をテーマに、学校のトイレでひとり悶えながら踊り狂う女子高生が映し出された衝撃的な映像に仕上がっている。
amazarashi 『スピードと摩擦』“Speed and Friction” |「乱歩奇譚 Game of Laplace」OP曲
独特のライブパフォーマンスで話題を呼ぶバンド
amazarashiは、ボーカル・ギターをつとめる秋田ひろむさんを中心としたロックバンド。2010年のメジャーデビュー以来、本人たちのメディア露出が一切ないなか、タイポグラフィを駆使した独自のライブパフォーマンスや3DCGアニメーションによるMVなどから、口コミで話題に。
ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿さんも、音楽雑誌『MUSICA』のインタビューで「最近の若手だとamazarashiとかすごい好き」と答えているなど、有名アーティストからも一目置かれているバンドだ。 そんな彼らのニューシングル『スピードと摩擦』は、7月よりフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送中の『乱歩奇譚 Game of Laplace』のオープニングテーマにも起用されており、狂気あふれるアニメ独特の世界観とマッチした楽曲になっている。
アートと狂気が織り交ぜられたMV
MVの舞台となっているトイレは、文化賞メディア芸術祭でも受賞経験のあるメディアアーティスト・齋藤達也さんがテクニカルディレクターとして制作に参加。物理的に文字の形に繰り抜いた壁を通じて光の文字を生み出し、中にいる人間に投写するという演出で、10代の苦悩や焦燥感、そしてトイレという閉鎖空間の圧迫感を表現している。
壁に繰り抜かれた文字は全4,506文字、撮影時間は47時間にも及んだという。MVの振付、出演を行ったコレオグラファー・川村美紀子さんがダンスを披露した際には、踊りに熱中するあまりトイレを壊してしまうという一幕も……。 ストレスや閉鎖空間の象徴とも言える学校のトイレの中で踊り狂う女子高生からは、狂気のなかにも、どこかエロスや若者の魂を感じさせられるような、一度見たら頭から離れないような映像となっている。
公式Webサイトには、本シングルに寄せた秋田さんのコメントが書かれている。
命のあまりの早さに対して戸惑う気持ちが摩擦。
人が命を実感するのは、死に直面した時。
つまり命を理解するという事は、自分の終わりを想像できたという事でもある。
その時始めて命のスピードを知り、「焦り」が生まれるのではないか。
命のあまりの速さと、それに対する僕らの焦り。
それが摩擦して火花を散らすのが生きるという事なのではないか。
秋田ひろむamazarashi 公式Webサイトより
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