人気クリエイターに聞いた、ヒットするLINEスタンプ制作の秘訣とは?

Q&A 「LINEでは3ヶ月以上先の予定を決めないんです。」

トークセッションを終えたあとには、観客からの質疑応答が行われました。

Q1. マネージメントという立場でLINEが支えていく可能性は?
A1. 今後、そういった施策も行っていきたいと考えています。現状は、毎週1つのクリエイターズスタンプを無料でダウンロードできるようにする、無料スタンプ施策を実施しています。(渡辺)

Q2. LINE STOREのランキングや関連スタンプの表示ロジックはどのようになっているのですか?
A2. ロジックに関しては公開していませんが、関連スタンプはAmazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と同じように、そのスタンプを買っている人が買った他のスタンプなどが並ぶと思って頂ければと思います。(渡辺)

Q3. クリエイターズスタンプでアニメーションスタンプや音声付きのスタンプをつくれるようになりませんか?
A3. 実は考えはあるのですが、トラフィックに相当負荷がかかるので現状かなり難しいという状況なのです。加えて、クリエイターさんも制作が相当大変です。ですから、現状ではクリエイターズスタンプでアニメーションスタンプはないと思っていただいて構いません。しかし、弊社の社訓に「3ヶ月先の予定を決めない」というものがありまして、3ヶ月以上先にはどうなっているかわかりませんが(笑)。(渡辺)

といった、真面目な質問がLINEの渡辺さんに対して多く集まりました。

また、「公式スタンプはクリエイターズスタンプよりも暴力表現に関する規制が弱いように思うのですが?」という質問に対し、100円分殴れるんだよ(クリエイターズスタンプは100円だが、公式スタンプは200円)と田中さんが、お笑い芸人らしく機転を利かせて答えるという場面もあり、会場が笑いで溢れた一幕もありました。

実際には、公式スタンプとクリエイターズスタンプでは審査基準が異なっているとのことでした。

イベント後には懇親会も!

イベント終了後には、会場にてそのまま懇親会も開催されました。

参加者はサンドウィッチなどの軽食を食べつつ、登壇した4人のクリエイターやLINEの渡辺さんに声をかける姿も見受けられました。

懇親会中には、既にスタンプを販売している参加者に自分のスタンプを紹介してもらうコーナーも設けました。

クリエイターさんが、自分の作ったスタンプの一押しポイントなどをアピールし、会場からは「なるほど!」などの共感の声や「そんなアイディアが!?」などの驚きの声が聞こえてきていました。

今回のイベントを通じて、参加者の方が、まずは自分の使ってみたいスタンプを作ってみることから始めよう、と思って頂ければ幸いです。
KAI-YOUでは、これからもクリエイターとユーザーを繋ぎ、クリエイターを目指すユーザーをエンパワーメントするようなイベントを開催していきます。

クリスマスカラーに飾り付けられたLINEのキャラクター

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