「ポケモンX/Y」新情報、初代御三家も〝メガシンカ〟することが判明

9月4日（水）20時から放映された、任天堂の配信コンテンツ・ニンテンドーダイレクト「Pokemon Direct 2013.9.4」にて、10月12日（土）に発売を控えている「ポケットモンスター X/Y」の最新情報が発表された。ニンテンドーダイレクトでは、公式サイトのほか、USTREAMやニコニコ生放送を使って、社長の岩田稔さん自らがユーザーに向けて発表を行なっている。

発売までいよいよ1ヶ月ほどになった「ポケモンX/Y」だが、今回はこれまでのシリーズから大幅な変更が多数報告されており、また未だに全容が明らかになっていないため、ニンテンドーダイレクトは毎回、多くのファンから注目を集めている。今回発表された情報は下記の通り。

初代御三家ポケモンが〝最初の三匹〟として使用可能

「ポケモン」シリーズでは、ゲーム開始直後、冒険のはじまりのイベントとして、最初に三匹のポケモンの中から一匹を選択するのが恒例となっている。

その最初の三匹のポケモンは〝御三家〟と呼ばれ、特に初代ポケモン「ポケットモンスター赤・緑」で選択できるフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメはその優れたビジュアルと能力値から、発売から17年経った今でも高い人気を誇っている。なんと今回、ハリマロン、フォッコ、ケロマツの新御三家に加え、初代御三家からも選択できるようだ。

「ポケットモンスター赤・緑」発売から17年、いまやゲームソフトを子供に買い与える層がかつて「ポケモン」を楽しんでいた、という状況も発生している。やや懐古的ではあるが、今回の「ポケットモンスター X/Y」が多くの新機軸を発表しながらも、昔のファンをも対象にしていることは間違いなさそうだ。

初代御三家ポケモンが、〝メガシンカ〟！

すでに発表されていた新要素〝メガシンカ〟だが、なんと上述したヒトカゲ、ゼニガメ、フジギダネの進化系であるリザードン、カメックス、フジギバナの〝メガシンカ〟後のグラフィックも公開された。 どのポケモンもマイナーチェンジではあるが、少しだけいかつい様相へと進化していることが分かる。長い歴史のある定番ポケモンであるだけに、反響も大きなものとなっている。

なお、〝メガシンカ〟は主人公が左腕に身につける腕輪「メガリング」とポケモンに持たせる「メガストーン」が共鳴することで発動するとのこと。なお、〝メガシンカ〟は一時的なものらしく、その詳細はまだ発表されていないものの、これまでの戦闘や冒険をさらに面白くする要素と見て間違いなさそうだ。

さらに、大切なポケモンデータをインターネット上に預けることのできる「ポケバンク」や、過去のソフトからポケモンを連れてくることのできる「ポケムーバー」といったサービスも発表された。