宮下兼史鷹
みやしたけんしょう
2016年結成のお笑いコンビ・宮下草薙のツッコミ担当・宮下兼史鷹。太田プロダクション所属。霜降り明星やEXITらと並ぶ「お笑い第7世代」。
宮下兼史鷹は筋金入りの玩具(おもちゃ)好きで、バイト先でもある群馬のおもちゃショップでは、「バトルトイグランドマスター」という唯一の称号を与えられている。
2020年4月には、YouTubeで「宮下兼史鷹のBTGMチャンネル」を開設。
2020年6月からは、「KAI-YOU Premium」にて、おもちゃ愛と知識を語り尽くす連載「バトルトイグランドマスター・宮下兼史鷹の『芸人おもちゃ手帖』」を開始。
宮下兼史鷹とは
群馬県出身、1990年11月16日生まれ。
現在、お笑いコンビ・宮下草薙として活動する宮下兼史鷹(みやした けんしょう)。
自他共に認める超ネガティブ思考の草薙航基と、時に優しく時に理知的なツッコミを得意とする宮下兼史鷹。
宮下は、家庭の事情から高校を中退して働きながらお金を貯めて、お笑い養成所に入学。
当時はピン芸人を目指し、100本に及ぶ漫談をつくり芸を磨いてきた。今でも、たまに漫談芸が披露されることもある。
養成所で、自分よりおもしろいと思っていた草薙が当時結成していたコンビを解散し、芸人を辞めるかもしれないという話を聞き、それはもったいないと宮下の方からコンビ結成を持ちかけた。
メディア露出当初、ネガティブでインパクトの強い草薙にスポットが当たりがちで、宮下は“じゃない方芸人”としていじられ自虐ネタにもしてきたが、草薙という強い個性を生かすために戦略的に脇役に徹している。
しかし、知識が豊富でこだわりが強く、偏屈なところのある宮下も(草薙以上に)変人であるという説が交流のあるお笑い芸人からたびたび語られ、メディアでも注目されるまでに。
現在は、霜降り明星やEXITらと並んで「お笑い第7世代」として、コンビでその盛り上がりの一端を牽引している。
なお、地下格闘家の父と元キャバ嬢の母を持つ。
宮下は彼女がいることはラジオなどで公言してきたが、2021年3月31日放送のテレビ東京のバラエティ番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」に宮下草薙として出演した際、「そろそろプロポーズしようかなと思っている」とサラッと告白して周囲を驚かせた。
MCのオードリー・若林や春日も、突然の告白に「その話、すごい大きい話だぞ。事務所に確認してこい!」と制止。相方の草薙は「びっく、びっく、びっく、びっくり」と言葉にならない様子で、「結婚するんだ!?」と驚きを隠せない。宮下は、すぐにというわけではないものの、何となく頭の片隅で考えているとその考えを率直に口にした。
「バトルトイグランドマスター」としての宮下兼史鷹
筋金入りのおもちゃ好き。
地元・群馬のおもちゃショップでは、あらゆるおもちゃに精通して様々な称号を獲得した結果、宮下兼史鷹だけの「バトルトイグランドマスター」という唯一の称号を与えられている。
特に「遊戯王」「仮面ライダー」への造詣が深く、以前からTwitterで仮面ライダーの変身動画シリーズなどを投稿し、そのガチぶりから反響を得てきた。
カードゲーム「遊戯王OCG デュエルモンスターズ」も嗜んでおり、過去には、この大会に参加するために人気バラエティ番組『ロンドンハーツ』への出演オファーを断ったことがあると同番組で明かしている。
2020年4月には、満を持してYouTubeチャンネル「宮下兼史鷹のBTGMチャンネル」を開設(「BTGM」はバトルトイグランドマスターの略称)。
そこでは、お笑い芸人にも関わらずほぼしゃべることなく、仕事着であるスーツに身を包み、黙々と「NERF(ナーフ)」というおもちゃの銃で洗濯物を取り込んだり音ゲーに挑戦したりというシュールな動画などを投稿している。
「宮下兼史鷹のBTGMチャンネル」では、お笑い芸人ではなくあくまでおもちゃ好きの「バトルトイグランドマスター」としての動画投稿を貫いている。
開設当初から相方の草薙もいち視聴者として動画を楽しんでいることが、宮下草薙の冠ラジオ番組「宮下草薙の15分」で語られていた。
ベイブレード対決では草薙自身も登場。これまでに3本の動画に出演している。編集を行なっているのは宮下兼史鷹の実弟。弟もおもちゃ好きである。
バトルトイグランドマスター宮下兼史鷹の『芸人おもちゃ手帖』
2020年6月からは、月額定額制のサブスクリプション型ポップカルチャーメディア「KAI-YOU Premium」にて、バトルトイグランドマスターとしておもちゃ愛と知識を語り尽くす連載「バトルトイグランドマスター・宮下兼史鷹の『芸人おもちゃ手帖』」を開始。
連載では、「遊戯王」「ベイブレード」「仮面ライダー」「ナーフ」はじめ、主に男の子向けの対戦玩具を紹介している。
連載では出張版として、かねてから宮下が最も尊敬する人物として名を挙げてきた、おもちゃメーカー・タカラトミーのベイブレード開発者「マスターブレーダー堀川」との対談なども行なってきた。
宮下兼史鷹の、おもちゃ愛と夢にあふれる未来予想
将来の夢はおもちゃ屋を開くこと。
なお、そのおもちゃ好きが高じて、ある玩具系の企業からスカウトの話が来たことを、2020年12月1日放送のテレビ番組「踊る!さんま御殿!!」で明かしている。
2021年1月19日放送の『ロンドンハーツ』の「芸人未来予想図」後編では、3年後、5年後、20年後の自分の未来を語った。
多くの芸人が、芸人として成功する未来を語ったのに対して、宮下は、おもちゃ好きの趣味を存分に発揮した独自の成功のビジョンを語った。
まず3年後には、「M-1」と「R-1」という賞レースでのダブル優勝に加えて、ボードゲームが世の中で大流行することを背景に、テレビ番組で「ボードゲームマイスター」としての仕事が増えていくと予想。また、「仮面ライダー」の映画に敵役として出演したいとも話した。
5年後には、さらに趣味を追求する未来を予想。「『遊戯王』の日本チャンピオンになり、世界にいく」「大手おもちゃ会社に、外部顧問として雇われ、芸人兼ホビーアドバイザーとして活躍」さらには、ハリウッドにコンビで進出してヒーロー映画やマーベルやDCコミックスを原作とした作品に出演して世界での知名度を得る。
そして20年後には、趣味で設立したおもちゃ会社が軌道に乗って、「おもちゃと芸人に焦点を当てたテーマパーク『宮下ランド』を開園」するという大きな野望が飛び出す。
原作漫画のヒット、監督作で日本アカデミー賞受賞、自身が監督する「仮面ライダー」シリーズの放送開始、そして自社とバンダイとのおもちゃの共同開発といった、趣味全開の未来を語る。
すでにその時点では「お笑いは引退」しているとも語り、趣味に振り切っている未来予想図を披露し、周囲はもちろん相方の草薙をも驚愕させた。
宮下兼史鷹が漫画原作に挑戦『英雄喰いのガーゴイル』
著名人が漫画家とタッグを組んで漫画を制作するという、テレビ朝日系の深夜番組「まんが未知」の企画に宮下が参加。
漫画アプリ「GANMA!」で『彼女に呪われてるけど幸せなのでOKです☆』を連載しているホラーラブコメ作家・平田トウエイとタッグを組んだ。
宮下らしい捻りのきいたダークファンタジー読み切り『英雄喰いのガーゴイル』は、現在GANMA!にて無料公開中。
関連リンク
宮下兼史鷹に関する最新情報
同じカテゴリーのキーフレーズ