ホラー映画『バックルームズ』ケイン・パーソンズ監督と小島秀夫が対談 日本公開初日に実現

  • 0
  • 126
恩田雄多
ホラー映画『バックルームズ』ケイン・パーソンズ監督と小島秀夫が対談 日本公開初日に実現
ホラー映画『バックルームズ』ケイン・パーソンズ監督と小島秀夫が対談 日本公開初日に実現

映画『バックルームズ』のケイン・パーソンズ監督/画像はA24日本公式サイトより

映画スタジオ・A24制作のホラー映画『バックルームズBackrooms)』の日本公開初日となる9月4日(金)、ケイン・パーソンズ監督とゲームクリエイター・小島秀夫さんによる舞台挨拶が開催される。

会場はTOHOシネマズ 六本木ヒルズ。18時45分の回の上映前に、来日するパーソンズ監督と小島秀夫さんが登壇し、対談を行う予定だ。

小島秀夫さん/Photo by Hiromichi Uchida(The Voice)

小島秀夫さん/Photo by Hiromichi Uchida(The Voice)

舞台挨拶のチケットは、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ公式サイトで、シネマイレージ会員向けに9月1日(火)21時から、非会員向けに9月2日(水)0時から販売。劇場窓口では9月2日の劇場オープン時より販売される。料金は一般席2200円、プレミアボックスシート3300円。

インターネット都市伝説発のホラー映画『バックルームズ』

『バックルームズ』は、匿名掲示板・4chanへの投稿を発端に広がったインターネット都市伝説「The Backrooms」を題材にしたホラー映画。

映画『バックルームズ』ポスタービジュアル

映画『バックルームズ』ポスタービジュアル

黄色い壁紙に覆われた無機質な部屋や廊下が無限に続く、いわゆる“リミナルスペース”を象徴するインターネットミームとして発展してきた題材を、A24が映画化した。

監督をつとめる21歳のケイン・パーソンズさんは、16歳の頃にYouTubeに短編映像「The Backrooms (Found Footage)」を投稿。VHS風のアナログホラーな質感と、現実の裏側に迷い込んだような映像演出で大きな注目を集めた。

映画『バックルームズ』ロング予告

映画版では、家具店を営むクラークが店の地下で“存在するはずのない空間”への入口を発見。黄色い壁紙に囲まれた迷宮のような異空間へと足を踏み入れていく。

主演はキウェテル・イジョフォーさん。レナーテ・レインスヴェさん、マーク・デュプラスさん、フィン・ベネットさんらが出演。日本では追加映像を含む126分の「Everything Must Go Edition」が公開される。

海外では先行して公開されており、7月時点で世界興行収入は3億5000万ドル(約568億円)を突破。北米ではA24作品の歴代最高記録を更新、その後は中国、フランス、台湾でも同じくA24作品として最高の興行収入を記録したと報じられている。

『メタルギア』『デススト』の小島秀夫も『バックルームズ』を絶賛

今回ケイン・パーソンズ監督と対談する小島秀夫さんは、すでに『バックルームズ』を鑑賞しており、その映像表現を高く評価している。

7月には自身のXで作品について言及。ポリゴンやテクスチャが一般化する以前の、2D時代に生まれた疑似3Dゲームを思い起こさせると評し、閉塞感や恐怖を生み出す美術表現に注目していた。

小島秀夫さんらのコメントが書かれた『バックルームズ』ポスターも公開されている

小島秀夫さんらのコメントが書かれた『バックルームズ』ポスターも公開されている

「メタルギア」シリーズや『DEATH STRANDING』など、ゲームを通じて独自の空間や恐怖表現を提示してきた小島秀夫さんと、インターネット発の“異空間”を映画へと発展させた若き映像作家は、『バックルームズ』について何を語るのか。

小島秀夫さんといえば、コジマプロダクションの新作タイトルとしてホラーゲーム『OD』を開発中。また、制作会社のA24とは実写映画『DEATH STRANDING』も進行している。それだけに、ケイン・パーソンズ監督とのトークには大きな注目を集めそうだ。

© 2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved.

1
2
この記事どう思う?

この記事どう思う?

日本公開が待ち遠しい!

“暴力”が生む恐怖──ホラー映画『近畿地方のある場所について』白石晃士×背筋 対談 Premium

“暴力”が生む恐怖──ホラー映画『近畿地方のある場所について』白石晃士×背筋 対談

2023年1月にWeb小説サイト「カクヨム」で投稿がはじまり、累計2200万PVを超えるヒットを記録したホラー作家・背筋さんによる『近畿地方のある場所について』。同年8月に単行本化され、発行部数70万部を突破するベストセラーが、『ノロイ』の白石晃士監督によって映画化...

premium.kai-you.net
市松寿ゞ謡インタビュー 最強ホラーゲームの顕現を目指す、飽くなき魂 Premium

市松寿ゞ謡インタビュー 最強ホラーゲームの顕現を目指す、飽くなき魂

映画やゲームといったエンターテイメントの領域においては長き歴史を持つ一大人気ジャンルとして成立している「ホラー」。目を背けたいものであるがゆえの背徳的な魅力。愛好家たちの胸を掴んで離さない妖しい魅力を持つホラーが、ただ享受するのではなく自分から主体...

premium.kai-you.net

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。