漫画『超限マーケットヒーローズ メンコリバーサーカケル』が、Web漫画サイト「週刊コロコロコミック」(小学館)で3月28日から連載を開始した。
本作は6月12日(金)に発売される戦略的ヒーロー対戦ボードゲーム『超限マーケットヒーローズ』のコミカライズ作品。
原作は、小説家/漫画原作者/脚本家の深見真さん(アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの脚本ほか)、作画は浪川修作さん(『絵画修復師天野洋子』など)がつとめている。
『ポケカ』のクリーチャーズがゲームデザインしたボドゲが漫画化
『超限マーケットヒーローズ メンコリバーサーカケル』は、ボードゲーム『超限マーケットヒーローズ』を原作とした漫画。毎週土曜日に更新される。
原作ゲームのデザインを手がけたのは、『ポケモンカードゲーム』や「ポケットモンスター」シリーズの派生作品を開発する株式会社クリーチャーズだ。
舞台は、ヴィランと呼ばれる怪物を企業所属のヒーローが退治する“ヒーロー社会”。主人公は、作中世界でかつて一世を風靡したホビー「ウルトラメンコ」(メンコバトルとみられる)の日本一プレイヤーだった青年・銀河カケルだ。
「ウルトラメンコ」の日本一プレイヤーだった銀河カケル/画像は「週刊コロコロコミック」より
かつては漫画雑誌で連載され、アニメ化もされるなど子どもたちのヒーローだった銀河カケルだが、「ウルトラメンコ」のブームが去ると彼の人生は急転落。ホビーへの情熱を失い、しがないコンビニアルバイトとして働いていたところ、突如ヴィランがコンビニを襲来する。
10年後、コンビニバイトで働いている銀河カケル/画像は「週刊コロコロコミック」より
子どもを助けるべく奮闘する中、銀河カケルは謎の博士・デンガルから渡されていた対ヴィラン用「ウルトラメンコ」を使用。かつて“ホビーヒーロー”だった男が、ホビーへの情熱を取り戻し、本物のヒーローになる──というのがあらすじだ。
『ぷにる』『ダウナーお姉さんは遊びたい』──コロコロ発「大人×ホビー」漫画の系譜
少子高齢化が進行する中、市場規模が拡大し続ける日本の玩具・ホビー業界。
2024年度は年間1兆992億円を記録。その要因の一つとして、キダルト(=子どもの頃に楽しんでいた遊びや玩具を楽しむ大人たち指す造語)層の存在が挙げられている(外部リンク)。
こうした時代背景もあってか、玩具・ホビー業界と併走し続けてきた児童雑誌『コロコロコミック』(小学館)のWeb漫画サイト「週刊コロコロコミック」では、近年“大人×ホビー”の路線にも力が注がれている。
アニメ化もされた『ぷにるはかわいいスライム』(作:まえだくん)や『ダウナーお姉さんは遊びたい』は、その代表例と言えるだろう。
『超限マーケットヒーローズ メンコリバーサーカケル』もまた、こうした“大人×ホビー”の系譜を継ぐ一作。
ホビーで一度栄華を極めたものの、ブームの終了と共に落ちぶれてしまった(明言されていないがフリーターだと思われる)20歳の青年を主人公に据えるのは、ホビー漫画としては中々にエッジが効いている。
加えて、そんな主人公のバイト先の上司が「いい歳してこんなおもちゃで遊んで、まともな大人になれないやつ」と、“大人×ホビー”に対する嫌味ったらしい一言も手厳しい。
が、読み進めると、熱血ヒーローの王道展開が待っている。ともすればまともな大人になれなかったカケルが、大人でありながらもホビーへの情熱を取り戻し、“大人×ホビー”によって本物のヒーローへの道を歩みはじめる。
第2話は4月4日(土)に期間限定で無料公開予定。小学館デジタルコミックサービスで購入できるコインを使えば、先行して読むことができる。
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