いれいすライブの醍醐味、幕間映像パートでは関係性に黄色い声
続いては、いれいすのライブにおける醍醐味のひとつである幕間映像パートへ。本公演では「【トークで】学校から脱出せよ イレギュラーミステリー」が上映された。
前編のトークテーマとなったのは「他のメンバーに普段は言いづらい好きなところ」。新年の飲み会で悠佑さんが胸に秘める想いを熱弁したことをIfさんが暴露すれば、悠佑さんも負けじとIfさんが辛抱強く介抱してくれたことを告白。-hotoke-さんはIfさんに対して「忘れ物が多い...そういうとこも愛おしいか?」と詰め寄り、ふたりの関係性に黄色い声が沸き上がった。
コミカルな幕間を越え、ユニットとソロでアピールする中盤パートへ突入。初兎さんが泣き叫ぶように「レンズ」を刻めば、りうらさんは真っすぐな視線で「SELFISH SCREAM!!」を歌い上げ、-hotoke-さんは最上級の可愛いを「いむいむ★エンジェルビーム」で解き放つ。
子供組(りうらさん・-hotoke-さん・初兎さん)による「Deeper codƎ」では、妖しげなサウンドに乗せてソリッドな側面を印象付けた。フロウをビビットに切り込むりうらさん、低音を脳に突き刺す初兎さん、甘いベールを音に纏わせる-hotoke-さんと3人の強みが重なり、瑞々しい色気を香らせる。
ないこ「僕たちいれいす6人じゃ東京ドームへ行けません」
とはいえ、個々が圧倒的なカラーを持ち、一瞬で空間を掌握してしまうのもいれいすの特徴のひとつ。ないこさんが「今日も明日も明後日もキュン死」を投下すると、即座にポジティブな雰囲気へ。
曲中では「僕たちいれいすの夢は東京ドームです。でも、まだまだ僕たちいれいす6人じゃ東京ドームへ行けません。だから、今日来てくれたリスナーさんみんなはもちろんのこと、いれいすを応援してくださってる企業の皆さん、活動者の皆さん、いつもいれいす・VOISINGを支えてくれているスタッフのみなさん、いれいすメンバー、最高のライブを一緒につくり上げてくれるライブ関係者のみなさん。そして、今日は来れなくてもいつも応援してくれているみんな。ひとりひとりみんなの力、全部合わせて、俺たちで東京ドームに行きましょう。お前らいつもありがとう、愛してるぜ!」とパワフルにメッセージを伝え抜いた。
そんな熱い想いにほだされたのも束の間、実感の乗ったIfさんの歌唱が胸を突き刺す「未完成モラトリアム」、悠佑さんの生命力が遺憾なく煌めく「NAKEDANSWER」とエモーショナルなステージが続く。大人組(ないこさん・Ifさん・悠佑さん)では、年長者の安定感を滲ませながら「Hello Again」を歌い繋いだ。ないこさんが優しさで包みこめば、Ifさんは感情をストレートに飛ばし、悠佑さんは実直に勇気を与える。三者三様のスタイルで、希望を描き出した。
いれりすの心を大きく揺さぶった、いれいすメンバーの言葉
幕間映像の後半では、「『恋の約束』のラスサビに合わせてファンサ」と「ツンデレ全開でリスナーへ感謝を叫ぶ」がお題となった。
初兎さんが「いつももらってるコメントとか喜んでたりはしねえけど、ちょっと活動頑張ろうかなって思ってる節はあったりなかったりするから、お前らにひとつだけ物申したいと思います。お前らいつもありがとう」と余裕綽々にクリアする一方で、悠佑さんは「いつも反応くれたりするの、嬉しくなくはない。お前らがそういってくれることによって、俺らいれいすがドンドン大きくなって。お前らのおかげで成り立ってるかもしれへんから、1回だけ言うわ。いつもマジでありがとう!」と告白して悶絶。
その恥ずかしそうな姿さえも、いれりすの心を大きく揺さぶっていた。
ついに、ここからはラストスパート。「C.O.G」を筆頭に「Place to be」「零番街」と連ね、妖艶なステージングで虜にしていく。そもそも6人が持っているイメージは、夢や仲間、約束といった朗らかでクリーンなものだが、ダークかつドープな世界観だってお手の物。声やオーラを自由自在に操り、表現力の幅を余すことなく発揮するのだ。「CiRCUS」でもセクシーな色香を放ち、いれりすの心を鷲掴みにした。
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