“ホラーの帝王”ことスティーヴン・キングさんの短編「猿とシンバル」を原作にした映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』の日本版予告編が6月19日(木)に解禁された。
アメリカでは、2月の公開前から予告編の再生回数が72時間で1億900万回再生を突破。インディーホラー映画としては異例の注目を集めていた話題作だ。
日本予告編映像でも、バリエーションの豊かな殺戮が絶叫マシンのような勢いでコミカルに展開。猿の恐怖と勢いを感じる映像に仕上がっている。
『THE MONKEY/ザ・モンキー』は9月19日(金)より、新宿ピカデリー他全国ロードショー。
“ホラー映画の新たな巨匠”が手がける『THE MONKEY/ザ・モンキー』
『THE MONKEY/ザ・モンキー』は、『シャイニング」や『IT』などの名作ホラー作品を生み出してきたスティーヴン・キングさんの短編小説を原作にしたホラー映画。
プロデューサーをつとめるのは「ソウ」シリーズや『M3GAN/ミーガン』など数々のヒット作を手がけてきたジェームズ・ワンさん。監督と脚本は、『ロングレッグス』(2025年)で“ホラー映画の新たな巨匠”と呼ばれるオズグッド・パーキンスさんが担当した。
アメリカでは、米アカデミー賞作品賞を受賞した『ANORA アノーラ』や『パラサイト 半地下の家族』などを配給するNEONによって2025年2月に公開。
前述した通り、予告映像が大きな注目を集めると、公開後『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に次いで2位のオープニング成績を上げたという。
死を招く猿のおもちゃの暴走、スティーヴン・キング「狂気の沙汰」
父親が遺したぜんまい仕掛けの猿のおもちゃを双子の兄弟が見つけたことをきっかけに、周囲で“不慮の死”が相次いで発生する『THE MONKEY/ザ・モンキー』。猿がドラムを叩くと誰かが死ぬと気づいた兄弟は、猿の始末を試みるが……。
解禁されたポスターにも登場する血走った目にむき出しの歯、そして楽器を鳴らす猿のおもちゃ。『トイ・ストーリー3』などにも登場したシンバルを抱えた猿のおもちゃ「わんぱくスージー」を彷彿とさせるビジュアルだ(あちらはシンバルだが)。
『THE MONKEY/ザ・モンキー』ポスタービジュアル
ポスターでは猿が血塗れのスティックを掲げ、まさに死のドラムをいつでも叩ける状態でこちらを見据えている。次に誰が死ぬかは、猿のみぞ知るという状態か。
血みどろの絶叫マシンのような、コミカルでポップな殺戮が繰り広げられる独創的なホラー映画。その仕上がりに原作者であるスティーヴン・キングさんは「狂気の沙汰だ」とコメントしている。
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作品情報
映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』
- 公開日
- 9月19日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー
- 監督・脚本
- オズグッド・パーキンス
- 原作
- スティーヴン・キング
- 製作
- ジェームズ・ワン
- 出演
- テオ・ジェームズ、タチアナ・マズラニー、クリスチャン・コンヴェリー、コリン・オブライエン、アダム・スコット、イライジャ・ウッド
- 原題
- THE MONKEY/2025年/アメリカ映画/98分/R-15作品
- 配給
- KADOKAWA
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