連載 | #4 “QuizKnockの後輩VTuber”連続インタビュー

狐灯魂文字麿は漢字を「正しく」伝えたい──“QuizKnockの後輩”VTuberインタビュー

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KAI-YOU編集部_エンターテインメント部門

「どうすれば漢字の正しい情報を得られるか」発信していきたい

──デビュー日には、初配信の前にQuizKnockとのコラボ配信でお絵かき伝言ゲームを行いましたね。実際にメンバーと共演してみてどうでしたか?

QuizKnockとのコラボ配信

狐灯魂文字麿 流石にかなり緊張しました。打ち合わせのときに少し話したとはいえ、ほとんど面識のない方と生配信でいきなり一緒になったので。

ただ、東言さんとペアだったのは非常に助かりました。伝言ゲーム中、「亜細亜(ルビ:アジア)の亜の旧字体の上側」「彗(ルビ:ほうきぼし)の下側」といったわかりにくい伝え方をしたのにもかかわらず大部分は理解してもらえたのは、言さんが漢字や国語に明るかったおかげだと考えています。

──では。その後の初配信についても感想をお聞かせください。

狐灯魂文字麿さんの初配信

狐灯魂文字麿 スライドがあるから話す内容を忘れることはないだろう、と思っていたので全く緊張はしませんでした。時間が余ったときに喋ることも決めていましたし。

「初配信でいきなり漢字の話をしすぎて視聴者が減ったら運営さんに申し訳ないな……」という懸念は一応ありましたが、思ったより漢字の話を受け入れてくれる人が多くて助かりました。

──今後の夢・目標と意気込みをお願いいたします。

狐灯魂文字麿 初配信でも少し触れたのですが、漢字に関することを「①面白く ②わかりやすく ③正確に伝える」というのを目標にして活動しています。特に③を大事にしていきたいと考えています。

正直、「よくわからないVTuberに聞くくらいなら自分で調べるわ」という方が多いと思うのですが、実は漢字って「自分で調べる」というハードルがかなり高いんですよ。

というのも、ネット記事やテレビ番組、あまつさえ辞書でも先程のように俗説が紹介されていることが多く、何が定説か(≒現在得られる資料から総合的に判断した結果、どの説の可能性が高いか)というのが非常にわかりにくいんですよね。

なので、活動を通して漢字の面白さをより多くの人に知ってもらうとともに、より詳しく勉強したい人向けに「どうすれば漢字について正しい情報を得られるか」ということも話していきたいです。

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“QuizKnockの後輩VTuber”連続インタビュー

GROVE株式会社運営のVTuberプロジェクト・てらめたる学園から、2025年4月にデビューした夢川夢(ゆめかわ ゆめ)さん、羽流ぴょこ(はねる ぴょこ)さん、解問ハテナ(ときとう はてな)さん、狐灯魂文字麿(ことだまの もじまろ)さん。 4人は、てらめたる学園と株式会社batonが運営する知的エンタメ集団・QuizKnockとの協業によってデビュー。QuizKnockの“後輩”という位置付けで活動している。 今回KAI-YOUは、そんな“QuizKnockの後輩VTuber”たちにインタビューを行った。

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