ABCテレビで放送されているテレビ番組「探偵!ナイトスクープ」の3月14日(金)放送回にて、TCG『マジック:ザ・ギャザリング』(以下MTG)が紹介されることが分かった。
「探偵!ナイトスクープ」は、お笑い芸人たちが探偵となり、視聴者から寄せられた依頼を解決していく番組。
ABCテレビ公式YouTubeチャンネルに投稿された予告映像には、詳細な依頼内容は描かれていないものの「『マジック:ザ・ギャザリング』で人生逆転」「1億円のレアカード!?」といったテロップが付けられている。
市場で高騰する《血染めのぬかるみ》初版foilが登場か
公開された予告映像の中では、『MTG』のプレイヤーが何らかの理由でカードを買い取り査定に出している様子が収められている。
その中では、日本語版の《血染めのぬかるみ》初版のfoilだと思われるカードも登場。
《血染めのぬかるみ》は、土地と呼ばれるカードタイプの中で、「フェッチランド」と呼ばれるサイクル(シリーズ)の1枚。
2024年に収録されたデザイン違いのバージョン。土地をデッキから持ってくる効果が英語版でfetchとなっていることから「フェッチランド」と呼ばれている。/画像は『MTG』公式サイトから
近年では再録の機会が増えているため、絵違いのバージョンは購入しやすくなっているが、「フェッチランド」がはじめて登場したパック「オンスロート」(2002年発売のセット)に収録されたカードはプレミア価格がついている。
映像に登場しているのは、その中でもさらに希少性が高く、光に反射する印刷がされた「foil仕様」のもの。
『MTG』専門店・晴れる屋では、3月11日17時現在、買取価格16万円、販売価格40万円で取引されている高額カードだ。なお、晴れる屋のスタッフは「探偵!ナイトスクープ」の予告にも登場している。
晴れる屋で販売されているオンスロート・foil版の《血染めのぬかるみ》/画像は晴れる屋商品ページから
『MTG』を象徴する高額カード《Black Lotus》も?
また、予告に登場した「1億円のレアカード!?」というテロップからは、『MTG』の高額カードとして有名な《Black Lotus》が想起される。
このカードは、『MTG』の最初期に制作されたレアカードの1つ。「パワー9」と呼ばれる『MTG』歴史上でも特に強力な9枚のカードの一角として、同ゲームを象徴する1枚となっている。
2021年には、保存状態の良い鑑定済みのカードが海外オークションに出品。その価格は、一時的にではあるものの約1億円にまで吊り上がった。
最終的には約5300万円で落札されたが、『MTG』で1億円というとこのカードを思い出すプレイヤーは多い。
35年以上親しまれている長寿番組「探偵!ナイトスクープ」
「探偵!ナイトスクープ」は、関西圏を中心に全国のローカル局で放送されている人気番組。
1988年から現在に至るまで、35年以上に渡って放送。視聴者から寄せられた悩みや叶えたいことを、芸人たちが専門機関の力なども借りながら解決していくという内容で長く親しまれている。
探偵局の局長(番組司会)は、上岡龍太郎さん、西田敏行さん、松本人志さんが歴任。松本人志さんが芸能活動を休止している現在は、レギュラー陣が交代で局長代行をつとめている。
探偵としては、石田靖さん、間寛平さん、田村裕さん(麒麟)、カンニング竹山さん、真栄田賢さん(スリムクラブ)、せいやさん(霜降り明星)さんらが出演している。

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