アイドルグループ・timelesz(タイムレス/旧Sexy Zone)の新メンバーオーディション企画「timelesz project」(通称・タイプロ)の運営が2月4日、SNS等での誹謗中傷について法的措置を含めて対処すると発表した。
同オーディションの模様は、2024年9月からNetflixでドキュメンタリー番組『timelesz project -AUDITION-』として配信中。
2025年1月31日に配信された最新エピソードでは、5次審査の結果が発表。ファイナル(6次)審査に進むメンバーの決定を受けて、運営いわくSNSでは「心無い内容や事実と異なる情報」が投稿されていたという。
タイプロ運営、SNSでの誹謗中傷「看過できるものではない」
「timelesz project」運営は発表で、プロジェクトへの応援に感謝を述べつつ「誠に残念なことですが、これまでにSNS等において誹謗中傷ともとれるような心無い内容や事実と異なる情報も確認されております」と報告。
「特に先日、1月31日から配信を開始した5次審査の結果を受け、目に余る内容もあり、timeleszメンバーはじめ、候補生やスタッフも大変心を痛めております」と状況を説明した。
その上で「このような状況は看過できるものではない」と指摘。
「timelesz project」を運営する株式会社STARTO ENTERTAINMENTが、誹謗中傷に対して「法的措置を含めた厳正な対応をいたします」と明言した。
最後には「timelesz projectは、まもなく最終審査を迎えます。引き続き、彼らの大きな挑戦を暖かく見守って応援頂けますと幸いです」と呼びかけている。
timeleszの異例のオーディション、過去にも誹謗中傷に注意
“タイプロ”こと「timelesz project」は、2024年4月にSexy Zoneから改名したtimeleszが実施中の新メンバーオーディション企画。
基本的にJr.(ジュニア)として研鑽を積んでデビューしてきた従来のSTARTO社所属アイドルたちとは異なり、オーディションで選ばれたメンバーはtimeleszとして即デビュー──そんな過去に類を見ない試みには、1万8922件の応募があった。
発表当初からファンの間では賛否が巻き起こり、オーディションに参加した候補生への誹謗中傷も続出。2024年7月、そしてNetflixでの番組スタート後の10月と、これまでにも運営から誹謗中傷への注意喚起が行われていた。
現在、オーディションは佳境を迎えている。Netflixで配信中の『timelesz project -AUDITION-』では、1月31日の最新エピソードで最終審査に進むメンバー8名が明らかに。この8名からtimeleszのメンバーが決定する。
一方で、一部の視聴者やファンからは、選考や候補生に対する不満などもSNS上に投稿されており、今回の「timelesz project」運営の声明は、そういった状況を受けてのものだろう。
timeleszメンバーも誹謗中傷を認識、ラジオで心境吐露
こうしたSNS上への誹謗中傷については、当然timeleszのメンバーである佐藤勝利さん、菊池風磨さん、松島聡さんも認識している。
“仲間探し”として「timelesz project」に審査員としても参加する3人は2月3日、ラジオ「timeleszのオールナイトニッポンPremium」に出演。
4時間15分にわたる生放送の中で3人は、直接「誹謗中傷」と明言したわけではないものの、SNSに投稿される内容を候補生が見れてしまう現状への不安を吐露。
その中で、「候補生のケアは意識している」「SNSに意見を投稿しないでと言っているわけじゃない」「みんなが見れるということは、僕ら(timelesz)も見ている」など、それぞれが複雑な心境を口にする場面もあった。
「ここで出会った仲間たちとアイドル人生のラストを歩むつもり」(菊池風磨さん)という並々ならぬ覚悟でスタートした「timelesz project」。今後はファイナルとなる6次審査がスタートし、2月15日(土)午前10時には最終回を迎え、新たな“仲間”となるメンバーが決定する。
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