VTuber・犬山たまきさんが1月5日、自身のYouTubeチャンネルの切り抜き動画の投稿を禁止すると発表した。
理由は「偏向報道を防ぐ為」と説明。投稿されている切り抜き動画の削除を呼びかけている。
今後は犬山たまきさん公認のYouTubeチャンネル「【公認】犬山たまき見どころ!切り抜きVTuber」と、共演者のYouTubeチャンネルおよび公認の切り抜きチャンネルのみ投稿を許可する。
犬山たまき「事実と異なる内容が拡散され続ける」
犬山たまきさんは同日、切り抜き動画の禁止について、ファンや視聴者らから寄せられた質問にXのサブアカウントで回答している。
これによると、X等に数秒単位の切り抜き動画を投稿することも禁止。そして、あくまで禁止するのは自身のYouTubeチャンネルでの話あり、他のチャンネルに出演した際の切り抜き動画に関しては例外としている。
また、切り抜き動画を禁止する理由で触れた偏向報道について、「切り抜きの特性上、前後の発言を切り抜かれない状態で、事実と異なる内容が拡散され続けるということが長年続いておりました」と言及。
「今後も長く活動を続けて行く為に、2025年より対策をすることに致しました」と説明した。
VTuberシーンと強い結びつき 二次創作としての切り抜き動画
VTuber(に限らず配信者)にとって切り抜き動画は、時に長時間に渡る配信のハイライトを短尺で気軽に楽しめるものであり、認知を広める手段となっている。同時に、VTuberシーンにおける二次創作としてもお馴染みの存在だ。
一方で、前後の文脈を無視した編集によって、VTuber当人が意図しない形で言動が広まる、あるいは悪意によって本人/第三者の名誉を傷つける動画が問題にもなっている。
視聴数を稼ぎ収益をあげるため、扇動的なサムネイルやタイトルを付けることの是非もたびたび指摘されてきた。
そのためガイドラインを制定して内容をコントロールしたり、条件付きで許可する対応が一般的だ。
今回の犬山たまきさんのように全面禁止とする例も無くはないが、比較的珍しく厳格な対応と言えるだろう。
漫画家 佃煮のりおがプロデュースするVTuber・犬山たまき
犬山たまきさんは、2018年9月22日にデビューしたVTuber。活動7年目の2024年10月31日には、YouTubeチャンネルの登録者数が100万人を突破した(2025年1月6日時点では101万人)。
漫画家・佃煮のりおさんが運営するVTuber事務所・のりプロに所属しており、同事務所を代表するタレントだ。
コラボ配信が非常に多く、どんなゲストに対しても大胆な発言をし、積極的にツッコミを入れていくアグレッシブなスタイルで知られる。一方で、手際よく場を進行する司会役としての確かな実力に定評がある。
2024年11月には、ラジオ番組「オールナイトニッポン」の新ブランドであり、VTuberたちがパーソナリティをつとめる番組に起用。にじさんじ所属の周央サンゴさんと共に、冠番組を持つことになった。
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2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:11880)
迷惑系vの犯罪学かなえと絡みだしたからのりプロはもう終わり
やたらコラボする人だから巻き添え食らわないように事務所とかちゃんと気をつけてほしいわ
本人炎上して引退だけじゃすまなくて事務所ごと吹っ飛ぶかもしれん
匿名ハッコウくん(ID:11876)
まぁ、勘違い野郎どもにはこれが一番いいよね
切り抜きしてやってる、切り抜く権利がある、ってスタンスのイカれた思考だから