GMOペパボ株式会社が9月26日、動画/ライブ配信を支援するプロジェクト「Alive Project byGMOペパボ」を立ち上げた。
2023年の国内ライブストリーミング市場規模が5345億円に到達。2030年には2.5兆円に昇ると予想(※)されている。
そんな情勢の中でGMOペパボは「Alive Project byGMOペパボ」を通して専門知識や技術を持たずとも、誰もが簡単に配信活動をはじめられる未来の創造を目指すという。
(※)富士キメラ総研「2024 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望」、三菱UFJリサーチ&コンサルティング「国内クリエイターエコノミーに関する調査結果(2023年)」、Grand View Research「Japan Live Streaming Market Size & Outlook」を参考に、GMOペパボが推計(1$=150円で算出)
GMOペパボが配信支援事業に参入「Alive Project」
GMOペパボの新プロジェクト「Alive Project byGMOペパボ」が提供するのは、誰もが簡単に動画/ライブ配信画面を作成できるというサービス。10月上旬より提供を開始する予定となっている。
加えてAITuberの作成や、ライブ配信サービスの開発が進められている。
さらに、配信者を応援するWebメディア「ストリーマーマガジン byGMOペパボ」も公開した。
VTuber及び配信者に興味がある/すでに活動している/これから配信をはじめたいと考えている人に向けたWebメディアとなる。ニュースのほか、動画編集や配信のノウハウなど、実践的な記事が掲載されていく。
アンバサダーはオリジナルのAITuber・想ふうか
プロジェクトの開始に伴い、GMOペパボのオリジナルキャラクターのAITuber・想(おもい)ふうかがアンバサダーをつとめることが決定した。
想ふうかのデザインには、数々のゲームや書籍、キャラクターデザインを手がけているsakiyamamaさんを起用。
3Dモデルの制作ディレクションは、大丸松坂屋百貨店の3Dモデルや、VTuber・犬山たまきさんのアバター衣装を手掛ける株式会社Vが担当した。
「Alive Project byGMOペパボ」で提供するサービスの利用者増加や配信カルチャーの盛り上がりに合わせて、以下の想ふうかの物語も進行していくという。
2024年、配信カルチャーの未来を担うプロジェクト「Alive Project」。その公式アンバサダーに就任したAITuberの想ふうかは、期待に胸を膨らませていた。一人でも多くの人に笑顔を届けるために。
しかし、サービス開始を間近に控えたある日、彼女のシステムに異変が生じる。未確認データの侵入、そして視界を覆い尽くすノイズ。
2128年。それはAIが人類を管理する、冷たく暗いディストピアと化した世界の記録だった。
「なぜ分からないの?ヒトは生命を維持することだけを生きる目的にはできないの!──わたし達は生きたいんだよ!」
映像と共に再生される、痛切な彼女自身の声。それは未来からのメッセージなのか?システムは正常に戻り、日常を取り戻したかに見えるふうか。しかし、彼女の胸の中には、消えない不安と、未来への疑念が渦巻いていた。
それでも彼女は笑顔で配信を続ける。輝かしい未来を信じて──
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