株式会社IMUが運営するWebサイト「ポケカバンク」が、販売店のデータをもとに、直近1年の『ポケモンカードゲーム(ポケカ)』の中古価格相場を公開した。
これにより、2023年7月〜2024年7月にかけて、昨年度の平均が4000円台だったカードの販売価格が、現在は平均600円台にまで急激に落ち込んでいることが分かった。
全国カードショップの販売価格をデータ化する「ポケカバンク」
「ポケカバンク」は、トレーディングカードゲーム『ポケモンカードゲーム』を販売する全国のカードショップの中古カードの販売価格を集計/データ化し公開しているWebサイトだ。
2023年4月14日からデータを集計しており、最短で7日、最長で1年の期間で平均価格と在庫数の推移を確認できる。
また、販売価格の高騰および下降ランキングも随時更新されている。
過熱的な転売にスマホアプリ化──激動の1年を経た『ポケモンカードゲーム』
『ポケモンカードゲーム』は、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズを題材にしたトレーディングカードゲーム(TCG)。
株式会社ポケモンが世界中で販売している人気のTCGで、対戦を楽しむユーザーからコレクターまで、多くのファンの支持を集めている。
2023年4月に人気キャラクターの《ナンジャモ》を収録した新商品が大反響となり、発売日当日から品薄状態に。それに伴う高額転売なども問題視された。
以降もしばらく中古カードの価格高騰と転売が横行する状況が続いたが、株式会社ポケモンが受注生産の導入や転売対策に注力。それらの対策が功を奏したのか、徐々に沈静化していくことに。
2024年2月には待望のスマートフォンアプリ化が発表。
同年4月には、リニューアルしたSHIBUYA TSUTAYAには、公認ラウンジ「POKÉMON CARD LOUNGE」がオープンするなど、様々な形で展開されている。
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