マクドナルドが9月9日、9月12日(金)から販売を開始する4種類のハッピーセットについて、転売目的の大量購入や、食品の放置を防ぐため、販売方法と個数を制限すると発表した。
対象のハッピーセットは以下の通り。
【販売方法が変更されるハッピーセット】
ハッピーセット「プラレール」(おもちゃ)
ハッピーセット「マイメロディ&クロミ」(おもちゃ)
ほんのハッピーセット「シナモロールとあそぼう!」(絵本)
ほんのハッピーセット「月 宇宙なんちゃら こてつくん」(図鑑)
ハッピーセットは対面のみの販売、購入制限あり
9月12日からのハッピーセットの販売方法は、店頭での対面販売とドライブスルーの対面販売のみとなり、当日のモバイルオーダー/宅配サービスでの販売は停止。
ハッピーセット以外の商品は、通常通りモバイルオーダー、マックデリバリーサービスを含む宅配サービスにて購入することができる。
また、9月12日(金)~15日(月)、9月26日(金)~28日(日)の期間中、ハッピーセット/ほんのハッピーセットは、1グループ1会計それぞれ3個までの購入制限が設けられた。
マクドナルドは発表で「4個以上のご購入はお断りいたします。また、同じお客様グループによる複数回のご購入もお断りいたします」と明言している。
ハッピーセット「プラレール」/画像はマクドナルド公式YouTubeチャンネルから
ポケカ転売や廃棄が問題となったハッピーセット
マクドナルドのハッピーセットを巡っては、これまでにも『ちいかわ』をはじめとした人気コンテンツを起用して、反響の大きさからくる早期の販売終了や転売などが注目を集めてきた。
直近でも、8月9日から販売した『ポケモンカードゲーム』のハッピーセット限定カードを巡る混乱が大きな話題に。
転売を目的とした大量購入や、それに伴う店頭/店舗周辺での混乱、食品の廃棄といった事象が発生。騒動やそれに伴う批判を受け、マクドナルドがお詫びと声明を発表する事態にまで陥った。
さらに、8月29日に販売予定だった『ONE PIECEカードゲーム』とのコラボも中止。
マクドナルドは今回の発表で、「食品の放置・廃棄を容認しません。ハッピーセットの転売目的での購入や再販売、その他営利を目的としてのご購入や、上記ルールやマナーをお守りいただけないお客様のご利用を固くお断りいたします」と改めてコメント。
より厳密な購入制限で、ハッピーセット関連施策見直しを行っている。

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