太陽暦で、暦と季節とのずれを調整するために存在する「うるう日」。正確には例外もありますが、4年に1度のうるう年、うるう日(2月29日)が設けられます。
さて、そんな特別な1日しか使えないWebサービスが存在していることを皆さんはご存知でしょうか?
その名も「PRESENT4229」。2月29日限定で利用できる、4年後にメッセージを送るサービスです。
うるう日限定のメッセージサービス「PRESENT4229」
「PRESENT4229」は、ソフトウェアエンジニアのいとしょさんが制作したWebサービス。
ユーザーが本サービスに登録したメッセージは、次のうるう年の2月29日に送られてきます。
メッセージを送る相手は家族、友人から、4年後の自分まで、メールアドレスを知っている人物であれば誰でも可能です。
2012年のうるう年にサービスを開始。登録されるメッセージも初回は約500件でしたが、2020年は約13500件にも上っています。
4年の歳月に込められた思い
いとしょさんは自身のnote(外部リンク)や「PRESENT4229」のトップページで、直近の4年間を振り返り、サービス運営への想いを明かしています。
4年前の2020年2月29日と言えば、新型コロナウイルスが世界的に流行しはじめ、日本でも様々なイベントの中止、学校の休校なども話題に上がっていました。
いとしょさんは「2028年、僕も社会もどうなっているかは分かりませんが、それでもいまこの瞬間を生きる『しるし』を未来に残せれば」と記しています。
また今回のリリースにあたって、いとしょさんはドメインやサーバーをリプレイス。
今後も無料でのサービス提供を継続していく方針であるものの、それなりにコストがかかっている模様で、今回からサービス支援の受け付けを開始しています。
クリエイター応援プラットフォームOFUSE(外部リンク)、noteの購入もしくは記事のサポート(外部リンク)で支援ができます。
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