社会学者 宮台真司、都立大から戒告の懲戒処分 女子学生と不適切な行動

社会学者 宮台真司、都立大から戒告の懲戒処分 女子学生と不適切な行動
社会学者 宮台真司、都立大から戒告の懲戒処分 女子学生と不適切な行動

宮台真司さん/画像は公式サイトより

東京都立大学を運営する東京都公立大学法人は、同大の人文社会学部教授の宮台真司さんへ戒告処分を下した。


宮台真司さんについては1月、光文社の週刊誌『FLASH』が女子学生とラブホテルへ入る様子などを報じていた。

週刊誌に不貞行為が報じられた社会学者・宮台真司

東京都公立大学法人は20日に「教員の懲戒処分について」と題したリリースを公開。


リリースには宮台真司さんの名前は掲載されていないが、「当該教員は、調査研究の一環として、他大学に通う20歳の学生に対し、令和5年12月にラブホテルなどにおいて、取材をするとともに、その返礼としての相談に乗るなどの不適切な行動をとった」としている。


処分事由としては「週刊誌上で、本学教員の肩書が付された上で、不貞行為があったものと推認される報道」がなされたこと、その結果「大学に苦情が寄せられるなど法人の信用を失墜させる事態となった
」ことなど、宮台真司さんに関する報道と一致する情報が挙げられている。

援助交際についてのフィールドワークで評価を獲得

宮台真司さんは、90年代に援交少女やオウム真理教について論じた社会学者、評論家。


『制服少女たちの選択』や『終わりなき日常を生きろ オウム完全克服マニュアル』で、道徳意識の変化をフィールドワークの手法を用いて論じ、時の人となった。


2007年より東京都立大学(当時の首都大学東京)の教授職に就任。


2022年には、宮台真司さんが東京都立大学のキャンパス内で切りつけられる事件が発生。当時、宮台真司さんは全治約6週間の重傷を負ってその後復職していた。


現在64歳で、雇用契約の期間の定めのない教員の定年年齢は65歳であることから、退職直前に今回の戒告処分が下された形となる。

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