16

【ワンフェス2013[夏]】クオリティの高すぎる個人ブースのフィギュア、ガレキをまとめてみた
すでにワンダーフェスティバル2013[夏](以下。ワンフェス)の記事をいくつか公開しているが、今回は個人ディーラーのブースにスポットを当てて紹介したい。

ワンダーフェスティバルはガレージキットやフィギュア、模型、造形物を中心に、ホビー以外にもものづくり系全般を扱う展示即売会として知られているが、なによりそのイベントを特徴付けるのは「当日版権システム」を抜かしてはありえないだろう。

「当日版権システム」とは、イベント主催者を通じてその作品の著作権・商品化権を持つ版元から、イベントの開催期間中かつイベント会場内に限りガレージキットを商品として展示・販売することについての許諾を受けることができる仕組みを指す。これによってこそこそすることなく、合法的に(1日限りではあるが)、アニメや漫画、特撮などの版権キャラクターの造形物を販売することが可能となっている。現在ではトレジャーフェスティバルキャラホビでも採用されているが、ワンフェスを主催していたゼネラルプロダクツ(アニメ製作会社・ガイナックスの前身)の試みがその発祥だといわれている(現在の主催は海洋堂)。

個人ディーラーブースではプロの造形師から趣味でガレージキットを制作するアマチュアまで、そのそれぞれが己の持てる技術と魂の粋を集めてつくりあげた作品を展示・販売している。業者を通さず、個人制作を行なっている場合がほとんどで、当日僅か10数体しか出回らないレア物となっている。しかしながら、後に大手ホビーメーカーから商品化されるケースも存在し、そういう意味でもシーンの最先端と最深部を同時に担うような最高にポップでカオスなアツい場所こそが個人ディーラーブースだといえるだろう。
そんな歴史や独自文化を形成しているワンフェスですが、何よりもこの記事ではその個人制作されるガレージキットやフィギュアのクオリティの高さとバラエティの高さにこそ注目していただきたい! とにかくすごいんや!

WILDさん

とんでもないディティールで制作されているキングギドラとガメラ。企業ブースのイメージやネット上の評判から美少女フィギュアばかりが展示されていると思われがちなワンフェス(というより即売会系ほとんどそういうイメージがありますが)ですが、やはり文脈的にも特撮作品との相性はすごく、大変多くの個人ディーラーさんが展示されていました。

VERTEXさん

メーカー(企業)ですが、個人ディーラーブースに出されてたVERTEXさんでは、今度商品化予定のエントリープラグに搭乗しているレイとアスカを展示。そしてなんと、未塗装のガレージキットとしてエントリープラグ部分のみを10,000円で販売していました。フィギュア部分は付属していませんでしたが、スタッフさんに聞いたところ「1/16サイズのフィギュアであれば大体載せられる。特にメディコムトイさん製がおすすめ」とのこと。写真では伝わりづらいですが、かなり大きかったです。なお商品版は41,790円で発売されるとのことで、そう考えるとかなーりお買い得ですね。
http://www.vertex-jp.net/index.html

大日本技研さん / 佐川電子さん

大日本技研さんは『攻殻機動隊』の原作で知られる士郎正宗さんの漫画「アップルシード」で登場するパワードスーツ「ギュゲス」を制作(マジででかい)。さらに、佐川電子さんが開発した「パワードジャケットMk3」(販売価格:1250万円)とのコラボを発表。「ギュゲス」の中に「パワージャケット」を仕込むことによって、漫画作品で行なわれているように、実際に着込むことが可能となるかもしれない。たしかにいける気がする。2014年冬のワンフェスで完成するということで、期待したい。

夢工房ハイライト

質感が凄いエースキラー(「ウルトラマンA」など)。夢工房ハイライトさんは超クオリティの特撮ヒーロー・怪獣のフィギュア製作を行なっています。エースキラーも凄かったけど、キングジョーの重量感もかなりのものでした(写真撮れてなかった……)。
http://homepage2.nifty.com/highlight/
※一部表記に誤りがございましたので修正いたしました

MPM

素材が紙でつくられた二足歩行するロボット。デザインもかわいく、スタッフもとても良い方で、多くの方から質問責めにあっていました。ペーパークラフトはここまで進化している。サイトでは歩行している時の動画を観ることもできます。
http://www.geocities.jp/kikousya290821/movieg.htm

FUANTASSICK

個人的にデザインとコンセプトの中ニ病っぽさが大変気に入った作品でした。デザイナーズフィギュアといえば海外プロダクトが多そうなイメージですが、日本も全然負けてないですね。サイトはあまり更新されていませんが、通販も行なわれているそうなので是非!
http://www.fuantassick.com/

その他いろいろどばっと!

おまけ

HALCYONさんのブースでワンフェスに毎回のように展示され、まだまだ《制作中》の大破したエヴァ弐号機と記念撮影。この物量感と寂寥感はすごい迫力で、多くの来場者が記念撮影を行なっていました、もはやイベントのアイコンとなっている感。次のワンフェスでは完成していることを願いつつ会場をあとに(写真は筆者)。 また、ワンフェスはフィギュアをはじめとするホビーの展示・販売だけでなく、レイヤーさんも多数参加しています! しかも規約が比較的自由なのか、例えばコミケでは禁止されている長物がOKだったり、心なしか露出度が高めの女性レイヤーさんが多かったように感じます(しかもクオリティ高い)。

レイヤーさんの記事はこちら→→ワンフェス2013[夏] 進撃の巨人からすーぱーそに子、宮崎駿まで コスプレイヤーが大集合(画像あり)

初心者でも気軽に楽しめ、ホビー世界の超コアな部分ものぞけるだけでなく、ものづくりシーンの最前線に触れることもできる、それがワンフェスや! 是非とも遊びにいってみてください。

こんな記事も読まれています

関連キーフレーズ

「ワンダーフェスティバル」を編集する

キーフレーズの編集には新規登録またはログインが必要です。

この記事をツイート 12

KAI-YOU.netでは、ユーザーと共に新しいカルチャーを盛り上げるため、会員登録をしていただいた皆さまに、ポップなサービスを数多く提供しています。

会員登録する > KAI-YOU.netに登録すると何ができるの?
【ワンフェス2013[夏]】クオリティの高すぎる個人ブースのフィギュア、ガレキをまとめてみた
連載
ワンフェス2013[夏]
全3記事

この記事へのコメント(0)

コメントを削除します。
よろしいですか?

ページトップへ