ボクシング漫画『はじめの一歩』1億部突破 連載34年で大記録を達成

ボクシング漫画『はじめの一歩』1億部突破 連載34年で大記録を達成
ボクシング漫画『はじめの一歩』1億部突破 連載34年で大記録を達成

漫画『はじめの一歩』の最新138巻。この巻を持って累計1億部を突破した/画像はすべてAmazonから

漫画『はじめの一歩』の累計発行部数が、7月14日(金)に発売された最新138巻を持って、1億部を突破したことが発表された。

作者の森川ジョージさんはTwitterで、「【はじめの一歩138巻】本日発売です。この巻にて一億部突破となりました。全て皆様のおかげです。ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします」と報告している(外部リンク)。

森川ジョージによるボクシング漫画巨編『はじめの一歩』

『はじめの一歩』は、1989年に『週刊少年マガジン』(講談社)で連載が開始された森川ジョージさんによる漫画作品。

いじめられっ子の高校生・幕之内一歩がプロボクサー・鷹村守との出会いをきっかけにボクシングの世界へ身を投じ、ライバルたちとの激戦を通して、“強さ”とは何なのかを探していく物語になっている。 連載34年の大長編であるため1話から最新話まで追いつくのも一苦労だが、現在は漫画アプリ「マガポケ」で110巻まで無料で読むことができるキャンペーン中。

1日に無料で読める範囲には限りがあるが、キャンペーンは9月30日(日)まで行われている(外部リンク)。

『はじめの一歩』約34年越しの表紙の描き直し

『はじめの一歩』1巻の表紙

今回発売された最新138巻の表紙は1巻のセルフオマージュになっており、1億部突破の記念的な試みとなっている。

なお、森川ジョージさんは「(1巻の表紙で)拳を逆に描いてしまい、いつか描き直したいなあと思っていました。間違いが大きすぎて気づかない例です」とTwitterに投稿しており、約34年越しの描き直しともなった。

実際の138巻と1巻の表紙を見比べると、構図こそ同じだがボクシンググローブに違いが現れている。
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