プール撮影会「近代麻雀水着祭」運営が謝罪 未成年の出演に「深く反省」

プール撮影会「近代麻雀水着祭」運営が謝罪 未成年の出演に「深く反省」
プール撮影会「近代麻雀水着祭」運営が謝罪 未成年の出演に「深く反省」

開催中止が発表されたイベント「近代麻雀水着祭2023」/画像は公式Twitterから

県営プールでの水着撮影会を巡り、中止を発表していた「近代麻雀水着祭2023」の運営会社・株式会社KARINTOWが、公式サイトで謝罪文を6月14日(水)に公開した。

同イベントは、当初埼玉県のしらこばと水上公園で6月24日(土)・25日(日)に開催される予定だったが、施設側からの要請を受け6月9日に中止を発表していた(外部リンク)。

その際、KARINTOWは「誠に遺憾ではありますが、中止の判断とさせて頂きました」としつつも「撮影イベントにおけるルールを見直す」とコメント。

一方、今回の発表では、具体的に公園利用のルールに対して適切でなかった点や配慮不足を認めている。

【画像】近代麻雀水着祭に出演予定だったタレントたち

「プール撮影会」埼玉県で中止相次ぐ

「プール撮影会」/写真は2019年にとしまえんで撮影

プールが稼働しない時期を中心に開催される有料イベント・プール撮影会。会場ではグラビアアイドルやコスプレイヤーらが水着姿を披露し、多くのカメラマンも参加する。

6月8日、日本共産党埼玉県議会議員団らが、埼玉県に対して「『性の商品化』を目的とした興業」「未成年の出演の可能性」などを理由に、撮影会イベントへの公園の貸出中止を要請(外部リンク)。 同日夜、週末に開催予定だった複数のイベントが、施設側からの要請によって相次いで中止を発表し、注目を集めた。

運営団体の一部は、開催にあたってのルールは違反していないと主張。出演タレントからも悲痛な声が上がるなど、波紋が広がった。

“未成年の出演”運営は警察に「法的に問題ない」と確認済み

「近代麻雀水着祭」は、竹書房発行の雑誌『近代麻雀』の名を使用して、株式会社KARINTOWが2018年6月が運営しているプール撮影会。

今回の謝罪文では、6月24日・25日のプール撮影会を中止と判断した経緯を公開。その中で、問題視されていた未成年の出演についても説明した。

それによると、会場であるしらこばと水上公園の撮影会開催ルール・許可条件は、直近では2月に施設側から提示されていた。

しかし、会場側のルールには未成年者の出演に関する年齢制限はなく、警察からも法的に問題ないとの意見を受けていたという。

運営「世論を無視して出演許可した責任は重い」

一方で、4月に開催された「近代麻雀水着祭2023」および過去のイベントにおいて、運営会社の株式会社KARINTOWはルールが徹底できていなかったと説明。

一部出演者のポーズが「条件及び禁止域での撮影条件について適正でなかった」と、ルールに抵触していた事実を認めた。

また未成年者の出演についても、「法的な問題は然り、世論を軽視して出演許可した事実に関しましての責任は重く、深く反省しております」と謝罪。

こうした経緯によって6月開催のイベントが中止に至った。

運営会社は「今回の件を肝に銘じ今後は二度とこういったことが起きないよう、ご意見ご指摘の件に関しては真摯に受け止め、改善に向けチェック体制を強化し、再発防止に全力で取り組んで参ります」と結んでいる。 【画像】近代麻雀水着祭に出演予定だったタレントたち
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