埼玉県営プールの水着撮影会、NGポーズと水着公開 18歳未満のモデルにも言及

埼玉県営プールの水着撮影会、NGポーズと水着公開 18歳未満のモデルにも言及
埼玉県営プールの水着撮影会、NGポーズと水着公開 18歳未満のモデルにも言及

水着撮影会/写真は稲毛海浜公園プールで開催されたもの

埼玉県公園緑地協会(以下、公園緑地協会)が7月19日、管理している3つの県営水上公園のプールでの水着撮影会プール撮影会)における暫定的な許可条件を公表した。

これらは2023年9月〜10月に行われる水着撮影会に適用。2024年度以降は、専門家等の意見を聞いた上で定められる新たな許可条件が適用される。

【画像】撮影会で“NG”となったポーズと水着

6月に水着撮影会が相次いで中止、波紋を呼ぶ

プール施設が利用期間外の時期を中心に開催され、グラビアアイドルコスプレイヤーレースクイーン、モデルおよびカメラマンらが参加する水着撮影会。

6月、埼玉県の県営水上公園で開催予定だった撮影会が、公園緑地協会からの中止要請によって相次いで中止となり、大きな反響を巻き起こした。 日本共産党埼玉県議会議員団による水着撮影会への公園の貸出中止の申し入れや、大野もとひろ(大野元裕)埼玉県知事による言及など、紆余曲折の経過を辿った。

結果的に公園緑地協会からの中止要請は撤回されたものの、開催の是非を巡る議論は続いていた。 その余波は開催地である埼玉だけでなく千葉にも拡大。6月25日に千葉・稲毛海浜公園プールで開催されたプール撮影会「#いなプーフォトフェス2023」では、事前に声明を発表

千葉市と協議を重ね、改めてレギュレーションの確認を行った結果「開催の許可を得た」とし、イベントは予定通り実施すると報告していた。

水着やポーズの具体的な禁止例が公開

NG水着例/画像は発表された暫定的な許可条件から

今回、埼玉県の公園緑地協会から発表された暫定的な許可条件(外部リンク)には、出演するモデルの服装について、「マイクロビキニに分類される水着及びそれと同等の露出となる水着は禁止」と指定。

撮影時のポーズについては、水着を外そうとする・ズラす、過度に足を広げるといった過激とみなされるポーズや、水着を着てないかのように写るポーズなどが、具体的な禁止事項として明記されている。

NGポーズ例/画像は発表された暫定的な許可条件から

主催者側に対しても、「出演者に対し過激なポーズにならないよう指導・監督してください」と要請。その上で、「公園管理事務所職員が過激なポーズと判断した場合は、主催者へポーズの是正を指示することができ、従わない場合には許可を取り消してイベントを中止することができることとします」と説明した。

また、18歳未満のモデルを出演させる場合には、「児童ポルノ禁止法、労働基準法、埼玉県青少年健全育成条例など法令・条例に抵触する行為は禁止」と明文化されている。


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