偽装結婚TRPG『Eyes on the Prize』発売 偽りの夫婦を演じ目的を達成せよ

偽装結婚TRPG『Eyes on the Prize』発売 偽りの夫婦を演じ目的を達成せよ
偽装結婚TRPG『Eyes on the Prize』発売 偽りの夫婦を演じ目的を達成せよ

『アイズ・オン・ザ・プライズ』/画像は販売するマールストロムの商品紹介ページより

Ira Prince VallsさんによるTRPG「アイズ・オン・ザ・プライズ(Eyes on the Prize)」の日本語版が、5月25日(木)に発売決定。

海外産TRPGの翻訳・販売を行うパブリッシャー・マールストロム(Malström)のWebストアで購入できる(外部リンク)。

テーマは「偽装結婚」。共通の目的を果たすべく、偽装結婚で世間の目を欺こうとするTRPGだ。

多くのTRPGに必要とされるゲームマスター(GM)は不要で、偽装結婚をする2人のプレイヤーだけでプレイすることが可能。

また、販売されるデータにはPDF版ルールブックのほか、TRPGセッションツール「ココフォリア」で使える画像セットなどが付属する。

ロールプレイ重視のTRPG「アイズ・オン・ザ・プライズ」

「アイズ・オン・ザ・プライズ」はロールプレイを重視したTRPGで、想定プレイ時間は1~3時間。軽量型のTRPGだ。

キャラクター作成ルールもシンプルで、クトゥルフ神話TRPGやエモクロアTRPGなど他のシステムのキャラクターを使用することも可能。

ロールプレイ重視を謳っているだけあり、プレイヤーの2人は判定ではなく、その場の状況や質問を利用して偽りの結婚生活をでっち上げ、柔軟に窮地を脱することが求められる。

しかし、プレイヤー間の作り話はメモを取ることが出来ない。さらに不仲に見えるのはもちろんNGだが、仲が良すぎても偽りの関係が維持できないというジレンマがある。

また、明確な世界設定が用意されていない点も自由度をあげることに寄与している。中世ファンタジーから近代、現代まで幅広く物語の舞台が設定でき、その世界観でプレイヤーは偽装結婚をすることとなる。

日本と海外のTRPG業界をつなぐ「Malström」

「アイズ・オン・ザ・プライズ」の日本語訳・販売を行ったのは、海外産TRPGの翻訳・販売を行うパブリッシャー・マールストロム。

2023年3月には、イギリスを舞台とした現代伝奇TRPG「Liminal」の日本語訳版を販売。TRPGプレイヤーの注目を集めた。 KAI-YOU.netでは、マールストロムの代表であるMontroさんへのインタビュー記事を公開中。

海外のインディーズTRPGに着目したMontroさんの過去と現在、そして未来への展望が語られている。
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