「モダン」フォーマットで使えるセット、カードパワーにもかかる期待
『指輪物語:中つ国の伝承』は、『Magic: The Gathering』が他IPとコラボレーションを行うシリーズ・ユニバースビヨンドの1つ。同セットに収録されるカードは、2003年7月に発売された『第8版基本セット』以降のカードが使えるフォーマット・モダンや、それよりも広い範囲のカードが使えるレガシー、ヴィンテージ、統率者戦といったフォーマットで使用できる。
モダンでのプレイを前提としたセットとしては、これまでに『モダンホライゾン(2)』などが発売。20年かけて発売されてきたカードたちが跳梁跋扈する環境に投入されるだけあって、数多くの強力なカードが収録され、大きな盛り上がりを見せた。
『指輪物語:中つ国の伝承』もモダン準拠で制作されてるとあって、どのようなカードが収録されるのか、期待が高まっている。
複数枚のカードで1つの絵に、シリアル以外にも特別仕様のカードがいっぱい
『指輪物語:中つ国の伝承』では、開封が楽しめるセット・ブースターや、開封して出てきたカードで遊ぶリミテッド形式に特化したドラフト・ブースター、ある程度のテーマを持って組まれた20枚ほどのカードセットが封入されているジャンプスタート・ブースターなどが展開。限定仕様の《一つの指輪》は、値段が高い代わりに《一つの指輪》以外にも特別仕様のカードが手に入る可能性があるコレクター・ブースターに収録される。
『指輪物語:中つ国の伝承』では、すべてのセットに封入される特別仕様として、指輪フレーム版と呼ばれる特殊なフレームのカードや、イラストが通常の枠を超えて描かれている拡張アート版、テキストの枠の背景などもまたいでイラストが描かれているボーダーレス版が存在。
さらに、複数のカードが合わさって1つの大きな場面を描くボーダーレス版シーン・カードも収録。このシーンは7種類用意されており、ドラフト/セット・ブースターには5種類、コレクター・ブースターには7種類すべてが収録される。
指輪を手にするのは誰だ…?
『指輪物語:中つ国の伝承』は、収録カードのプレビューが5月30日から6月9日にかけて行われる。そして、6月16日から22日にかけて、販売店で実際のパックがセットになった「プレリリース・パック」を購入して遊ぶプレリリースイベントが実施。6月23日に正式発売となる。
5月末から6月末にかけては、いったい誰が指輪を手にすることになるのか、「ロード・オブ・ザ・リング」本編のような盛り上がりが繰り広げられるだろう。
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