『Magic: The Gathering』公式が『遊戯王』高橋和希さん逝去に追悼

トレーディングカードゲーム『Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング)』が、漫画『遊☆戯☆王』作者の高橋和希さん逝去に際し、日本公式Twitterアカウントを通して追悼コメントを発表した。

「『トレーディングカードゲーム』という文化が日本、そして世界で大きく盛り上がるきっかけを作っていただいた偉大な人物でありました」と、高橋和希さんの冥福を祈った。

日本のTCG文化の礎を築いた高橋和希さん

高橋和希さんは、世界初のトレーディングカードゲーム『Magic: The Gathering』の日本語版発売や『ポケモンカードゲーム』発売と同年、1996年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で漫画『遊☆戯☆王』の連載を開始。

(アナログ)ゲームを題材にした『遊☆戯☆王』は、作中に登場するトレーディングカードゲーム「マジック&ウィザーズ」が特に絶大な支持を獲得。後に、『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』(遊戯王OCG)として商品化された。

『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』は現在、『ポケモンカードゲーム』や『デュエル・マスターズ』などと並び、国内TCGのトップタイトルの一つとして知られている。

その原作者である高橋和希さんは、日本のトレーディングカード文化の礎を築き上げた人物だと言える。

コナミ「『遊☆戯☆王』を未来へ繋いでまいりたい」

『Magic: The Gathering』の追悼コメントは、『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』を製作・販売するコナミデジタルエンタテインメントの投稿を引用リツイートする形で発表されたもの。

コナミデジタルエンタテインメントは、「「遊☆戯☆王」という偉大なコンテンツを生み出してくださった先生に対し、いまはただ深く感謝するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」「「遊☆戯☆王」を、ファンの皆様とともに愛し続け、未来へ繋いでまいりたい」と、哀悼の意を表すとともに、故人の遺志を引き継ぐ姿勢を示した。

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