ボカロP sasakure․UKが独立「ミクの日に合わせて準備を進めていた」

ボカロP sasakure․UKが独立「ミクの日に合わせて準備を進めていた」
ボカロP sasakure․UKが独立「ミクの日に合わせて準備を進めていた」

独立と新体制での活動を発表したsasakure.UKさん

ボカロP/コンポーザーのsasakure.UKさんが3月9日の“ミクの日”に、新体制での活動および独立を発表した。

本人のTwitterに投稿された文面では、「数年前から個人として活動していたので活動内容は変わりありませんが、これからは創作の可能性をより追求してゆきたいです」とコメント。

続けて「作品制作、がんばります!!」と意気込みつつ、「sasakure.UK、有形ランペイジおよび、ササクレイションレーベルをひきつづき応援よろしくお願いいたします」と呼びかけた。

活動16年目のボカロP・sasakure.‌UK

sasakure.UKさんは、初音ミクなどの音声合成ソフト・VOCALOID(ボーカロイド)を用いた楽曲を手がけるボカロP/コンポーザー。ロックバンド・有形ランペイジとしても活動している。

2007年12月にニコニコ動画に楽曲を投稿してボカロPデビュー。「*ハロー、プラネット。」「ぼくらの16bit戦争」など、チップチューンを取り入れた個性的なサウンドとSF/寓話要素を散りばめた世界観が特徴だ。

活動16年目を迎えた現在も精力的に活動中で、2022年にはボーカロイドの祭典「マジカルミライ」の10周年記念テーマ「フューチャー・イヴ」を発表。

当時のメディアのインタビューでは、ボーカロイドに対する独自の向き合い方を披露しており、いわゆるボカロPの中でも、初音ミクの在り方を常に考えていると語っていた(外部リンク)。
sasakure.‌UK+有形ランペイジ「フューチャー・イヴ」

「ミクの日に合わせて準備してきた」

sasakure.UKさんはかつて、マネジメント事務所・Pincに所属し、関連音楽レーベル・U/M/A/Aから楽曲をリリースしていたが、ボーカロイド楽曲を公開し始めた2006年当初より自主レーベル・ササクレイションでも作品を発表してきた。

そうした中で、楽曲制作の依頼などを個人で請け負うようになっていき、独立発表に至ったという。

今回の発表で「数年前から個人として活動していたので」と触れられていたのはそのためだ。今後の楽曲は、ササクレイションレーベルからリリースされる。

最後に、3月9日という“ミクの日”に発表した点については、「もともとミクの日で本人と相性が良い日というのもあり、この日に合わせて準備など進めておりました!」とコメントした。
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