名作漫画『アンダーカレント』映画化、監督は今泉力哉 単行本の重版も決定

名作漫画『アンダーカレント』映画化、監督は今泉力哉 単行本の重版も決定
名作漫画『アンダーカレント』映画化、監督は今泉力哉 単行本の重版も決定

映画化が決まった漫画『アンダーカレント』と監督をつとめる今泉力哉さん

豊田徹也さんの漫画『アンダーカレント』が、『愛がなんだ』などで知られる今泉力哉監督によって映画化される。公開は2023年秋で、キャストは未発表。

併せて、発売から18年経ち価格が高騰していた『アンダーカレント』単行本の重版が決定。全国の書店、ネット書店で順次発売される。

寡作の豊田徹也、唯一の長編漫画『アンダーカレント』

漫画『アンダーカレント』は、2004年8月から1年間にわたり『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載された作品。

家業として継いだ銭湯を経営するかなえ、かなえの夫で失踪した、過去を語らない謎の男・、かなえが悟を探すために調査を依頼した探偵・山崎。この4人を中心にしたヒューマンドラマになっている。

2009年にパリで開催された「ジャパンエキスポ」で、フランスの批評家と記者が選出する「第3回ACBDアジア賞」を受賞。2010年には、“漫画界のカンヌ映画祭”と呼ばれるフランスのアングレーム国際漫画祭のオフィシャルセレクションに選出された。

2020年には、フランスメディアで発表された「2000年以降の絶対に読むべき漫画100選」で、世界中の名だたる漫画がランクインする中で堂々の3位に選ばれるなど、フランスを中心とした海外でも人気を博している。

有村架純主演『ちひろさん』も公開間近の今泉力哉

映画『アンダーカレント』で、監督・脚本(脚本は共同)を手がける今泉力哉さんは、『愛がなんだ』で社会現象を巻き起こした映画監督。

『愛がなんだ』の公開後も、『あの頃。』や『街の上で』、第35回東京国際映画祭で観客賞を受賞した稲垣吾郎さんの主演作『窓辺にて』など、話題作を次々と発表している。

2月23日(木・祝)には有村架純さん主演の実写映画『ちひろさん』が劇場公開、Netflixでの全世界配信を控えている。

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