『ポケモンSV』最強レイドにゲッコウガ　6世代の主力が新タイプを手に参戦

ゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット（略称・ポケモンSV）』で、「最強のゲッコウガ」と戦うことができるイベントが開催される。

期間は、1月27日（金）9時から1月30日（月）8時59分までと、2月10日（金）9時から2月13日（月）8時59分までの2回。

ゲーム内に登場する黒い結晶から「テラレイドバトル」に参加できる。

テラスタル「どく」の特別なゲッコウガ

ゲッコウガは、今作の通常プレイでは登場しないポケモン。

さらに、今作からの新要素である「テラスタル」のタイプが、ゲッコウガの「みず／あく」ではない「どく」タイプに設定されている特別な個体だ。

1つのセーブデータにつき、捕まえることができるのは1度だけ。「テラレイドバトル」の報酬は、何度でも受け取ることができる。

『ポケモンSV』の新要素「テラスタル」と「テラレイドバトル」

テラスタルは、『ポケモンSV』で登場した新要素。

バトル中に「テラスタル」を発動すると、ポケモンのタイプが、ポケモンの個体ごとに設定された「テラスタイプ」に変化。

わざの威力が上がったり、弱点が変化したりすることによって、より戦略性が増している。

通常はそのポケモンのタイプと同じものがテラスタイプに設定されているが、低確率でそのポケモンのタイプとは別のタイプがテラスタイプになっているポケモンも登場する。

「テラレイドバトル」では、オンラインで他のプレイヤーと共にテラスタル状態のポケモンと戦える。無事倒すことができれば、報酬がもらえるほか、そのポケモンをゲットすることもできる。

ゲームでもアニメでも大人気のゲッコウガ

ゲッコウガは、『ポケットモンスター X・Y』で登場した御三家ポケモン。

登場時の環境では、自分が出した技と同じタイプに変化するとくせい「へんげんじざい」によって多様な戦略に対応することができ、対戦で猛威を振るった。

さらに、アニメシリーズ『ポケットモンスター XY』では主人公・サトシの手持ちとして登場。サトシとの合体形態「サトシゲッコウガ」など物語上でも重要な立ち位置に。

『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』からはプレイアブルキャラクターとして参戦するなど、作品の枠を超えて活躍している。

そういった活躍もあり、2020年の人気投票「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」では140559票を集め、全ポケモンの中で1位に輝いている（外部リンク）。

最強のゲッコウガ、気になる性能

上記のような人気もあり、正式に発表される前からSNSでは次の「最強」ポケモンはゲッコウガなのではないかと話題に。

これまでに登場した「最強」ポケモンのエースバーン、リザードンが、個体ごとにランダムに割り振られる6項目のステータス（通称：個体値）の全てが最大の「6V」と呼ばれる個体であることから、期待が高まっている。

また、「へんげんじざい」は『ポケモンSV』では仕様が変更されており、これまではわざを放つごとにタイプが変更されていたのが、最初に放ったわざのタイプにのみ変更するように。

とくせい自体は弱体化を受けたものの、今回のゲッコウガはテラスタルタイプが「どく」。「どく」タイプは、ゲッコウガが持つ「あく」タイプとお互いの弱点属性に耐性を持つ形で補完しあっており、攻めづらくなっている。

「どく」に対しては、「じめん」タイプも弱点を突くことができるが、その「じめん」タイプの弱点がゲッコウガの元のタイプである「みず」なため、そういった点でもかみ合っていると言えるだろう。