1回500円(税込)で、種類は全3種。全国のカプセルトイ売り場と、ミニチュアのモデルになった作品「SHIP‘S CAT」が設置されている大阪中之島美術館をはじめ、所縁のある施設や美術館等でもで1月19日(木)から順次販売される。
【商品画像】ミニチュア化されたヤノベケンジ作品「SHIP‘S CAT」
キタンクラブとヤノベケンジのコラボは「AIP」シリーズ11作目
「AIP(ART IN THE POCKET)」シリーズは、ART/MANGA/HISTORYの3つの要素を軸で展開する、高品質で文化的なフィギュアのリリースを目指すプロジェクト。シリーズ11作目となる現代美術作家・ヤノベケンジさんとのコラボ商品は、氏の代表作のひとつである巨大彫刻「SHIP‘S CAT」をミニチュア化したもの。
細かく打ち込まれた無数のリベットまで細部に渡り再現し、実物の彫刻で使われている素材のようにツヤのあるボディやメタルの光沢、瞳やシールドにはクリアパーツを使用するなど、質感にもこだわられている。
京都芸術大学の教授であり現代美術作家のヤノベケンジ
ヤノベケンジさんは、大阪府出身の現代美術作家で京都芸術大学の教授。日本の漫画やアニメ、特撮映画などからインスピレーションを受け、そのエッセンスをいち早く現代美術に取り入れたアーティストとして知られている。
ユーモラスな造形に社会的メッセージが込められた作品群や動いたり、騎乗・装着できる機械彫刻、巨大彫刻を手掛ける。
1990年のデビューから約30年間、変わりゆく社会の状況に対応し、表現の領域を拡張し続けている。
過去には、人類の対立や国際紛争などから世界を守るための守護獣として京都芸術大学の学生10人と制作した作品について、KAI-YOU.netでインタビューしている。 代表作の一つである「SHIP‘S CAT」は、猫型の巨大な彫刻作品。大航海時代にネズミ退治のために乗船し、マスコットや守り神のようになっていた猫の話をヒントに、混迷する世界において人々を導き守るシンボルとして制作された。
旅にまつわる土地や人々が行き交う場所を中心に世界各地に設置されている。
【商品画像】ミニチュア化されたヤノベケンジ作品「SHIP‘S CAT」 ©Kenji Yanobe/KITAN CLUB
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商品情報
AIP ヤノベケンジ SHIP‘S CAT
- 価格
- 1回500 円(全3種)
- 発売日
- 2023年1月19日
- 商品名
- ※地域により多少異なる場合がございます
- サイズ
- 約60~71mm
- 対象年齢
- 15歳以上
商品概要
【SHIP‘S CAT】
福岡県・博多にあるホテルに設置されている巨大な猫型彫刻“SHIP‘S CAT”をモデルに制作。「SHIP‘S CAT」シリ
ーズで最初に作られたのがこの彫刻。
【SHIP‘S CAT(Returns)】
香川県・高松のホステル屋上に設置されている“SHIP‘S CAT (Returns)”をモデルに制作。お遍路の伝統が残る四国にちなみ、“再訪”や“恩返し”の意味を込めて見返り猫のポーズで制作されている。
【SHIP‘S CAT(Muse)】
2022 年に開館した大阪府・大阪中之島美術館の入り口に設置さた“SHIP‘S
CAT(Muse)”をモデルに制作。翼のエンブレムが胸についたオレンジ色のスーツを着ている。
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