朝倉未来、平本蓮との対戦を示唆 ファン待望の一戦なるか

朝倉未来、平本蓮との対戦を示唆 ファン待望の一戦なるか
朝倉未来、平本蓮との対戦を示唆 ファン待望の一戦なるか

朝倉未来選手

総合格闘家/YouTuberの朝倉未来さんが、2023年に同じく総合格闘家/元キックボクサーの平本蓮さんとの対戦を示唆するツイートを行った。

「皆んなさ、おれは全然いいんだけどまだ早いと思うけど大丈夫そう?」
「来年やった方がいいならやるよ」 格闘技大会「RIZIN」ファンの間では、朝倉未来さんと平本蓮さんはかねてより犬猿の仲として知られており、TwitterやYouTubeなどで度々過激な舌戦を繰り広げていた両者。

ただし、平本蓮さんがMMA(総合格闘技)をはじめてまだ間もないことから、戦績や実力差はかけ離れており、その対戦の実現はまだ難しいと思われていた。

平本蓮選手の大番狂わせで事態が急変

事態が動いたのは、11月6日に開催された大会「RIZIN_LANDMARK4」。格闘家や関係者、ファンらの事前予想に反し、平本蓮さんが強豪として知られる弥益ドミネーター聡志選手を圧倒。 唯一無二ともいえる打撃の切れ味で格上であるドミネーター選手から幾度となくダウンを奪い、課題とされていたテイクダウンディフェンスの向上も見せつけ、MMAファイターとしてのレベルアップは一目瞭然だった。
弥益ドミネーター聡志 試合後インタビュー / RIZIN LANDMARK 4
大会開催前、朝倉未来さんは自身のYouTubeチャンネルで「平本がドミネーターとかに勝ってきて怪我がなかったら年末遊んであげても良いかなと思うけど」と発言しており、年末と来年という時期こそ違えども、それが実現する可能性が出てきている。

年末大会への出場辞退を宣言している朝倉未来選手

朝倉未来さんは、9月25日に行われたフロイド・メイウェザー・ジュニア選手とのエキシビジョンマッチにより、ダウンからの10カウントによるKO負けを喫している。

現在、その際のダメージがまだ残っているとしており、頭痛を理由に年末・大晦日に開催予定の「RIZIN」には出場しないことを明かしている。 年末には「RIZIN」と、北米の強豪格闘技団体「ベラトール」のトップ選手たちを招いての対抗戦が行われることが決定しており、以前より「ベラトール」のパトリシオ・ピットブル選手やAJ・マッキー選手にも「負ける気がしない」と豪語していた朝倉未来選手の参戦も強く期待されていた。
【RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦】RIZIN.40
そういった背景がある中での出場辞退。現在、朝倉未来さんは自身がプロデュースに関わる格闘技大会「BrakingDown(ブレイキングダウン)」の慣習にちなんで「頭痛ニキ」と呼ばれるなどして、出場しないことへの批判が巻き起こっている(※)。

※この点について、頭部や脳へのダメージは後遺症等が深刻になるケースがあり、試合を無理強いさせるべきではないと筆者は考えている。

平本蓮さんとの対戦はかねてより双方のファンから熱望される一戦。実現すれば現在の批判を巻き返す一手にもなりそうだ。
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SNS/YouTube以後の格闘技大会「RIZIN」を考える

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