イーロン・マスクさんは11月2日にも、インフルエンサーや企業のアカウントが公式のものであることを示す「認証済みバッジ」を有料にする考えを投稿。
上記の投稿では、認証機能を欧米圏でリリースされているサブスクリプションサービス「Twitter blue」の機能とする想定がされている。
スパムアカウントへの対策を重視するイーロン・マスク
テスラ・モーターズのCEOをつとめ、ロケットの設計・製造などを行うスペースXを設立した、“世界最高の起業家”とも呼ばれる大富豪であるイーロン・マスクさん。4月には米Twitter社を約440億ドルで買収しようとする旨が発表されていた。
イーロン・マスクさんは買収に際してTwitter上のスパムアカウントへの対応に重きを置いており、上記の買収計画の発表では、今後自身が携わった場合の改善案として「スパムボットの撃退」「すべての人間の認証」を挙げている。
7月には一度買収の撤回を表明していたが、その時の理由もTwitter社がイーロン・マスクさん側に提示していた全ユーザー内のスパムや偽アカウントの割合を裏付ける情報の提供に応じず、契約違反があったというものだった。契約違反に関して、Twitter社は事実と異なると主張し買収を進めるよう提訴。
その後、10月にはNHKなどがイーロン・マスクさんが当初の条件で再度買収を進めようとしていることを報じていた(外部リンク)。
買収によりTwitter社では大規模な解雇が
その後、10月28日に複数の海外メディアがイーロン・マスクさんのTwitter社買収が完了したと報道。それに伴い、Twitter社では人員の入れ替えが起こっているとされており(解雇は全社員およそ7500人の半数とも)、Bloombergは匿名の情報提供者の情報をもとに最高経営責任者のパラグ・アグラワル(Parag Agrawa)さん、最高財務責任者のネッド・シーガル(Ned Segal)さん、法務・ポリシーなどを担当するビジャヤ・ガッデ(Vijaya Gadd)さんら経営幹部が解雇されたと報じている(外部リンク)。
日本法人につとめる従業員の中にも解雇の対象となった人が多数存在するとされており、Twitter上では「#TwitterLayoffs」というハッシュタグが盛り上がりを見せている。
Going forward, any Twitter handles engaging in impersonation without clearly specifying “parody” will be permanently suspended
— Elon Musk (@elonmusk) November 6, 2022
Twitter’s current lords & peasants system for who has or doesn’t have a blue checkmark is bullshit.
— Elon Musk (@elonmusk) November 1, 2022
Power to the people! Blue for $8/month.
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