定価は1980円(税込)。現在Amazonなどのオンラインストアや書店で予約を受け付けている。
2021年6月まで行われていたクラウドファンディングで1300万円以上の支援を集めて書籍化されていた本書の待望の一般発売となる。
【画像9点】発売に先駆け誌面が公開
専門家を招いてゲームを紐解く「ゲームさんぽ」
お米ソムリエやボディビルダーなど、様々な専門家を招いてゲームの世界を紐解く実況動画シリーズ「ゲームさんぽ」。シリーズには気象予報士/タレントの石原良純さん、精神科医・名越康文さんらが登場している。彼ら専門家の独特な着眼点からゲームを見つめ直すことで、ゲームの造り込みの深さを知り、同時に専門家の視点のユニークさを楽しめる動画シリーズとして人気を集めている。
テーマは「気象学」「景観デザイン」「メディア論」など9つ
実況動画シリーズの書籍版となる『ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界』には、「ゲームさんぽ」とゆかりの深い10人の専門家のインタビュー・対談・講義録を収録。前述した2人のほか、弁護士/法律家の水野祐さんや、情報学研究者のドミニク・チェンさんが参加している。
扱うテーマは「気象学」「建築史」「景観デザイン」「歴史学」「天文学」「登山」「精神医療」「法学」「メディア論」の9つ。専門用語の解説や画像資料も豊富に掲載されているため、知的好奇心を刺激する内容になっている。
『ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界』目次
第1章 ゲームさんぽの誕生
(1)すべては3歳児のよそ見から始まった(いいだ、なむ)
(2)ゼルダの伝説×気象予報士の背景(石原良純/気象予報士)
(3)[小論]さんぽ者の系譜 よそ見をする人の文化小史(いいだ)
第2章 ゲームの世界の「体験」
(4)建築・景観(倉方俊輔/建築史家、八馬智/景観デザイン)
(5)歴史(藤村シシン/古代ギリシャ研究家)
(6)自然(永田美絵/プラネタリウム解説員、秋本真宏/歩荷)
(7)[インタビュー]CGアーティストに聞く最先端のゲームづくり(榊原寛/CGアーティスト)
第3章 ゲームと人間社会
(8)心理(名越康文/精神科医)
(9)法律(水野祐/弁護士、法律家)
(10)[講義録]物語を遊ぶゲームメディア(ドミニク・チェン/情報学研究者)
終章
(11)[小論]ゲームさんぽ 遊びと勉強のあいだで(なむ)
(12)10人の専門家が選ぶ 入門ブックガイド
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出版社:白夜書房
発売日:2022年3月18日
単行本(ソフトカバー):336ページ
ISBN-10:4864943095
ISBN-13:978-4864943093
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