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簡単キャラデザ「ぷしおメーカー」 トレスに盗作…創作トラブル解決に向け開発

簡単キャラデザ「ぷしおメーカー」 トレスに盗作…創作トラブル解決に向け開発

「ぷしおメーカー」/画像はすべて猫屋敷ぷしおさん提供

POPなポイントを3行で

  • Webサービス「ぷしおメーカー」がTwitterで反響
  • 性格を選んで簡単にキャラメイクできるWebサービス
  • イラストレーター・猫屋敷ぷしおが卒研で制作
MF文庫Jや電撃文庫などで活躍するイラストレーター・猫屋敷ぷしおさんがつくったキャラメイカー「ぷしおメーカー」が、Twitterで反響を呼んでいる。

「明るい」「クール」「純粋」「活発」「小悪魔」「おっとり」「マイペース」「ミステリアス」「ツンデレ」といった性格を指定することで、候補からベースとなるキャラクターデザインを決定。それを元に編集し、自分好みのキャラメイクができるというWebサービスだ。

「ぷしおメーカー」/画像はスクリーンショット

「ぷしおメーカー」/画像はスクリーンショット

変更できるパーツも、肌、目、前髪、後ろ髪、横髪、ほっぺ、眉毛、口、服、アクセサリー2種に背景と細かい。完成したイラストは「保存」からつくったキャラクターの性格を2個選択することでダウンロードできる。

なおガイドラインで、SNSなどでのアイコン使用や加工・加筆、キャラクターデザインの参考・土台としての利用、二次創作などが許可されている(外部リンク)。

猫屋敷さんによれば、この「ぷしおメーカー」は大学の卒業研究に使うために制作。テーマは「キャラクターデザインを発注・受注する際に発生する問題を解決するサービスをつくって、その有用性を証明する」というものだ。

キャラデザ発注・受注で生まれる問題の解決に向けて

「ぷしおメーカー」でデザインされたキャラクター

猫屋敷さんに取材したところ、キャラクターデザインで発生する問題とは、発注者と受注者とのコミュニケーションにおける認識のズレのことだという。

例えば、ある作家がイラストレーターに「クール」なキャラクターのデザインを発注したとする。しかし、「クール」と一言で言っても千差万別様々なものがあるため、イラストレーターから上がってきたデザインが、作家のイメージしていたものとは全く別物になる可能性もある。

こうした認識のズレを避けるため、実際の現場では、発注書に参考として他作品の版権キャラクターが指定されることがある。

この方法には言葉だけでは伝わらない部分を補強できるメリットがある一方、参考の仕方を誤りトレースや盗作などの問題に発展してしまうケースもあるというデメリットも抱えている。 そこで、「性格を入力するだけでデザインを提案してくれて、そこからパーツを入れ替えるだけで誰でも簡単にキャラクターをつくれるようなサービスがあれば、現場のコミュニケーションをサポートできるのでは」と考えつくったのが「ぷしおメーカー」だ。

変更できるそれぞれのパーツは、満遍なく様々な性格のキャラクターをつくれるように、事前調査した情報を元に用意した。

一見、特徴的なパーツが少ないようにも感じるが、「トレースや盗作などの問題が発生しないように、意図的に創作性の低いデザインを選んでいる」という。

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