「ワンフェスオンライン」総取引数7300件 あみあみ、セガら出展者も手応え

あみあみ、セガ、出展者たちの声

今回のオンライン開催に対して、参加した企業・個人のディーラーからもコメントが寄せられている。
あみあみ(大網株式会社)

あみあみ出品例

ワンダーフェスティバルは、フィギュアやホビー・アニメグッズを生業にしている当社にとっても年間 PR 戦略の中で最も大切なイベントのひとつです。展示・配布・イベント開催などフィギュアファンをメインとしたご来場者と図る様々なコミュニケーションによって、フィギュア・ホビー業界の“今”の熱量を感じることができました。
しかし、新型コロナによってそのコミュニケーションの場は奪われてしまいました。これは、誰もが数年前には想像も出来ないことだったものと思います。一方で、動画配信サービスをはじめオンラインを通じたサービスの普及・充実が予想以上のスピードで加速するということも、現在進行形で起こっています。
情報を知りたい/想いを共有したいという作り手・ファン双方の欲求が無くなるわけでは無いことや、手段は変われどもコミュニケーションを図ることはできるということを前向きにとらえる中で、WEB開催という新しい取り組みに参加することは意義があることであると感じましたし、何よりもワンフェスに向けて準備していた商品などをPRしたいというご協力メーカー様の期待にお応えするため、またフィギュア業界は元気にやっているよとお客様に伝えるためにも、“festival”の名にふさわしいブースとして『あみあみホビーキャンプ』と冠して多種メーカー様と合同参加することを決めました。
当日、限定販売品への注目度や特設ページへの来訪者も多く、SNS などでも盛り上がりは感じました。一方で、ご迷惑をおかけした点も踏まえて当社含め WEB イベントとしての課題は多く残っているという実感を得ました。
皆さまと直接お会いできない時期が長くなり、イベントスタッフや企画部門のスタッフも寂しい思いを抱えております。一方で、従来のファンだけではなく新しくアニメを観始めたり、Youtube などで人気のコンテンツを観たりして、フィギュアへの興味・関心が高まっていることもヒシヒシと感じております。
オンライン業態であるという当社の強みを活かして、フィギュア業界をもっと成長させていくことに当社も微力ながら貢献していき、状況が改善してリアルイベントが開催された暁には、従来のファンの皆さまがまた当たり前のように足を運んで、胸をときめかせていただける場を提供できるように、従業員一同、努めてまいります。

株式会社セガ

株式会社セガ出品例

今回ユーザーの皆様に一つでも多くの情報をお届けしたいと思い、今回のオンラインイベントへの参加を決めました!
開発担当がこだわりぬいたフィギュアアイテムを多数ラインナップしたセガブースはいかがでしたでしょうか。今回、ご紹介したもの以外にもまだまだたくさんありますので、ぜひ、セガプラザ公式サイトをチェックして頂き、お近くのゲームセンターでUFOキャッチャーにチャレンジしてみてください。

グリズリーパンダ(Twitter: @GRIZZRYPANDA)

グリズリーパンダさん(Twitter: @GRIZZRYPANDA)出品例

最初に感じたのは危機感!3回連続でワンフェスが中止になってしまったこの秋に発表された、ワンフェスオンライン開催の一報。まさかまさか、あのワンフェスがオンライン化されるなんて...
半信半疑の中どんな結果になろうとせっかく場を用意してしてもらったのだから参加する以外の選択肢はない!!
なんせこのまま中止が続けば主催者も参加ディーラーもリアルイベントに顔を合わせる機会がなくなるかもしれないという危機感を感じ、存続してくれっという想いでワンフェスオンラインに参加しました。
当日は、お手軽に家にいながらたくさんの作品を見れて久しぶりのイベント感にわくわくできて嬉しいひとときの反面、やはり現実のイベントがより恋しくなった1日でした。立体だもの、写真だけでは物足りない味気ない。
実物を前にした迫り来るスケール感、そばに立てばシンナーが匂いたつかのようなライブ感、それをまた味わいたくて欲しくなって、逆に寂しさを感じてしまいました。次こそは皆さんとリアルイベント幕張へ!!

MADHANDS(Twitter:@madhands_tweet)

MADHANDSさん(Twitter:@madhands_tweet)出品例

ワンダーフェスティバルに出展をしておりますと、遠方にお住まいで会場へのお越しが困難であると言ったメッセージを SNS宛によく頂戴いたします。できれば、原型師・彩色師が精魂込めた展示見本のエネルギーを直に感じ取って頂きたいと言った気持ちは第一としてございますが、間口の広さ、多様性のある催しである事は強みにもなり得ると考えたことより、この度オンラインでの出展にもチャレンジをいたしました。
当日実際に参加してみて、とても難しかったです。事前に100本ほどメールの雛型を用意したのですが、用意分のメールは開場から一桁分の方で概ねを使い切ってしまいました。どなた様までご案内を送るべきかを考えながら順繰りメールをお送りするのにはとても時間がかかり、多くの皆様に期待を持たせたまま何時間もお待たせしてしまった事が心苦しかったです。
その様な中でもご返信を頂戴した際に一言「いつも応援しています」「大変なところありがとうございます!」など心温まる労いのメッセージを多く頂けまして、リアルイベントで感じられた心の触れ合いと近しい感覚がございました。
常々に感じていた事ではございますが、私のディーラーにてご注文やお問い合わせをくださる皆様はとても素晴らしい方々でございます。誠に勝手ながら私の誇りです。
この度の「ワンダーフェスティバル 2021[秋]オンライン」ではディーラーが個々にルールを設定いたします事から、事前の情報収集や案内ページを熟読しませんと上手く購入が出来ませんが、そう言ったハードルを越えて頂き、スムーズ丁寧にほぼ100%のご返信を頂けました。身体的に疲弊をしていましたところ、皆様のご協力の姿勢に感激してしまいまして、やや涙ぐみながらメール返しを行わせて頂いておりました・・。この場を借りてお礼申し上げます。
文末となりますが、ぜひオンラインも上手くご活用をいただき、さらに胸躍る経験をしたい!と思ってくださったら、いずれリアルイベントにも足を運んで頂けたらと存じます。自身のディーラー活動につきましては、今後も楽しみつつ頑張りたい!と思っております。引き続きご一緒に立体の魅力の探求をお楽しみ頂けますと幸いです!

(C)Oh-ami Inc.

【画像20枚】出品された美麗なフィギュアたち

苦境でもイベントを存続させる運営の声

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