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メディアーティスト 八谷和彦が個展 メーヴェ「M-02J」と兵器から未来を思考

メディアーティスト 八谷和彦が個展 メーヴェ「M-02J」と兵器から未来を思考

展覧会「秋水とM-02J」/画像はすべて無人島プロダクション公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • メディアアーティスト・八谷和彦が展覧会
  • メーヴェをコンセプトにした機体を展示
  • 終戦間際の兵器「秋水」から未来を考える
メディアアーティスト・八谷和彦さんの展覧会「秋水とM-02J」が、3月11日から4月18日(日)まで東京・墨田区のギャラリー・無人島プロダクションで開催される。

会場では、八谷さんが2003年より進めてきたプロジェクト「OpenSky」で制作された作品を展示。

個人の制作によるジェットエンジンを搭載した1人乗り飛行装置「M-02J」が、無人島プロダクションでははじめて披露される。

「M-02J」のほかにも、太平洋戦争中に日本陸軍と日本海軍が共同で開発を進めたロケット局地戦闘機「秋水」の資料も展示予定だ。

「メーヴェ」をコンセプトに航空機を開発する八谷和彦

M−02Jフライト写真 撮影:BOROTA

プロジェクト「OpenSky」では、宮崎駿さん原作のコミック・アニメーション作品『風の谷のナウシカ』の劇中に出てくる架空の航空機「メーヴェ」の機体コンセプトを参考に、それを「本当に飛行可能な航空機」として試作し、試験飛行も含め取り組んできた。

M-02J」の制作には10年という年月を費やし、設計からグライダー機での実験を経て、無事に自力飛行を成功させ、機体番号が認可されるまでに至った。

その後も飛行試験を重ね、2019年には、エクストラゴールとして設定していたアメリカでのフライトにも成功している。

「終わりの中で見えてくる未来」を見る展覧会

Oshkosh 2019(オシュコシュエアショーでのM-02J)

2021年現在の飛行機産業を「実際は少し前のトキのように絶滅寸前である」と語る八谷さんは、「M-02J」を斜陽となった同産業の中で制作された機体として展示。

一方、第二次世界大戦の終戦間際、最終決戦兵器として製造され、試作機のみで終わった飛行機が、今回あわせて展示される「秋水」だ。

「M-02J」と同じく無尾翼機である「秋水」を並べて展示することで、「過去」と「現在」だけでなく「終わりの中で見えてくる未来」を会場で体感できる展覧会となっている。

戦争と作品の関係性を語るトークショーも開催

展覧会「秋水とM-02J」の期間中、3月13日(土)17時から「戦争と作品ー選ぶこと、知ること、カタチにすること。」と題したトークショーを開催。

八谷さんをホストに、作家/漫画家・小林エリカさんとクリエイター・竹内公太さんをゲストとして迎え、展覧会のテーマの1つでもある第二次世界大戦と現代のつながりなどについて、3者それぞれの視点が語られる。

なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客かつZoomでのウェビナー形式で配信される。内容の詳細は八谷さんのnoteにまとめられている(外部リンク)。

参加方法は公式サイトをチェックしよう。

クリエイターが表現しようとするもの

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展覧会情報

展覧会「秋水とM-02J」

会期
2021年3月11日(木)〜4月18日(日)
open 火~金|13:00-19:00 / 土・日|12:00-18:00
close 月、祝、3/27(土)、3/28(日)
会場
無人島プロダクション
〒130-0022 東京都墨田区江東橋5-10-5
注意点
※ 本展ではオープニングレセプションは行いません。
※ 今後の状況により、営業時間の変更や、やむを得ず休廊となる場合があります。最新情報は随時ウェブサイトでご案内します。ご来場前に必ずご確認ください。

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