それによると、最も多い日数でNetflixの「総合TOP10(日本)」に入った作品のトップは、韓国ドラマ『愛の不時着』。
アニメ部門では『日本沈没2020』、韓国ドラマ部門では『キム秘書はいったい、なぜ?』、ドキュメンタリー部門では『ARASHI's Diary -Voyage-』がそれぞれトップを記録した。
2020年 日本で最も話題になった作品 TOP10
1.「愛の不時着」
2.「梨泰院クラス」
3.「テラスハウス: Tokyo 2019-2020」
4.「ハイキュー!!」
5.「炎炎ノ消防隊」
6.「サイコだけど大丈夫」
7.「ARASHI's Diary -Voyage-」
8.「青春の記録」
9.「キム秘書はいったい、なぜ?」
10.「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」
賛否両論の『日本沈没2020』、10月配信『呪術廻戦』の勢い
「2020年、日本で最も勢いのあったアニメ TOP10」で1位を記録したのは、配信直後から賛否両論を巻き起こした『日本沈没2020』。『DEVILMAN crybaby』に続く、湯浅政明監督によるNetflixオリジナル作品は、視聴者を圧倒する展開で議論が噴出したことも記憶に新しい。
2位には10月の配信開始から『呪術廻戦』が早くもランクイン。ハイクオリティな作画や撮影処理が生む演出は、放送直後から人気を集めた。
総合ランキングでは『鬼滅の刃』を目にした人も多いと思うが、こちらは2019年配信。新旧含めた総合のアニメランキングも気になるところだ。
2020年 日本で最も勢いのあったアニメ TOP10
1.「日本沈没2020」
2.「呪術廻戦」
3.「泣きたい私は猫をかぶる」
4.「バキ」大擂台賽編
5.「攻殻機動隊 SAC_2045」
6.「炎炎ノ消防隊」シーズン2
7.「Great Pretender」シーズン1
8.「僕のヒーローアカデミア」シーズン4
9.「今日から俺は!!」
10.「Re:ゼロから始める異世界生活 新編集版」シーズン2
韓国ドラマの視聴は前年比で6倍になるほどの勢い
「2020年、日本で最も勢いのあった韓国ドラマ TOP10」では、才色兼備な秘書と財閥の御曹司との恋愛模様を描いた『キム秘書はいったい、なぜ?』がトップ。ファッションも注目された王道ラブコメは、総合TOP10で2位の『梨泰院クラス』で主人公セロイを演じたパク・ソジュンさんが、ナルシストの御曹司を好演した。
『梨泰院クラス』はもちろん、『サイコだけど大丈夫』『青春の記録』など、Netflixで話題をさらった韓国ドラマは多く、実際に日本においては、韓国ドラマの視聴が前年比6倍以上に成長している。
2020年、日本で最も勢いのあった韓国ドラマ TOP10
1.「キム秘書はいったい、なぜ?」
2.「私のIDはカンナム美人」
3.「青春の記録」
4.「梨泰院クラス」
5.「サイコだけど大丈夫」
6.「スタートアップ: 夢の扉」
7.「ザ・キング: 永遠の君主」
8.「サンガプ屋台」
9.「愛の不時着」
10.「ハイバイ、ママ!」
嵐のドキュメンタリーほかジャニーズ解禁に勢い
「2020年、日本で最も勢いのあったドキュメンタリー TOP10」では、2020年での活動休止を発表した嵐を追った『ARASHI's Diary -Voyage-』。20周年コンサートに込めたファンへの感謝の思い、新型コロナウイルス感染症によって変化する状況に対応しようとする5人に密着。
制作サイドも想定していなかった社会状況の中で、いま彼らがどう考え、どう決断を下していくのかをリアルタイムに近いかたちで配信している。
同じくジャニーズ事務所に所属するKing & Prince、KAT-TUNなどの活動の裏側に迫る『RIDE ON TIME』は4位に。タブーとされてきたジャニーズのデジタル解禁の勢いが感じられる。
「2020年、日本で最も勢いのあったドキュメンタリー TOP10」
1.「ARASHI's Diary -Voyage-」
2.「BLACKPINK ~ライトアップ・ザ・スカイ~」
3.「マイケル・ジョーダン: ラストダンス」
4.「RIDE ON TIME」シーズン1
5.「アメリカン・マーダー: 一家殺害事件の実録」
6.「HOMIE KEI ~チカーノになった日本人~」
7.「ミス・アメリカーナ」
8.「へんてこプラネット」
9.「ハイスコア: ゲーム黄金時代」
10.「未解決ミステリー」シリーズ1
Netflixにおける“勢い”…確かめてみるか
これら「配信直後から最も勢いのあったジャンル作品TOP10」における“勢い”がどんな指標に基づくものなのかは明らかではない。仮に初速とするなら、アニメTOP10において『バキ』『攻殻機動隊 SAC_2045』『Great Pretender』といった、Netflix先行または独占配信作品が上位なのもうなずける。
つまり、Netflix先行または独占配信作品への注目や期待度を表しているとも言い換えられるかもしれない。
日本でのサービス開始から9月で5周年、いまや500万以上の契約数を有するNetflixで、2020年に勢いのあった作品たち。
未視聴の作品があるなら今回のランキングを参考にしつつ、「その勢い、なんぼのもんじゃい?!」と年末年始に自らの五感で確かめてみては。
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