AC部が世界的バンド Battles新曲MVを制作 テーマは「大宇宙ロボット祭」

「Sugar Foot」MV/画像はBEATINKから

POPなポイントを3行で

  • 世界的ポストロックバンド・Battlesの新MVをAC部が制作
  • 「大宇宙ロボット祭」をテーマに日本のお祭り文化を描く
  • 中止になったイベントの無念を晴らす
世界的ポストロックバンド・Battles(バトルス)が最新アルバム『Juice B Crypts』収録曲「Sugar Foot」のMVを公開した。

同MVは「高速紙芝居」などで知られるAC部がアニメーションを担当。

大宇宙ロボット祭」をテーマに、世界中の音楽ファンやお祭り関係者に少しでも楽しんでもらいたいという願いを込めて制作された。

海外でも注目度急上昇中のクリエイティブチーム・AC部

AC部は、安達亨さんと板倉俊介さんによる映像制作ユニット。

ORANGE RANGE の「SUSHI食べたい」やgroup_inou の「THERAPY」など有名アーティストのMVを手がけている。

複数のスケッチブックを使用したパフォーマンス「高速紙芝居」は、「第18回(2014年)文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門審査委員会推薦作品に選出された。
高速紙芝居LIVE「感動ドキュメンタリー ヘルシェイク矢野 特別編」
KAI-YOUでは以前、2度にわたって彼らにインタビューを実施。板倉さんいわく「脳に刺激がくる映像は何か?」を追求したものだという独自の作風などについて話してもらっている。

世界的ポストロックバンド・Battles

バトルスは、2000年代前半に登場しポストロックシーンに強い影響を与えてきたバンド。

これまでに4枚のアルバムをリリースしており、中でも2007年の1stアルバム『Mirrored』は世界的なヒットとなった。
Battles - Atlas
日本にも数多く来日しており、「フジロックフェスティバル」には3度出演し、単独公演はすべてソールドアウトさせた。

元は4人体制だったが、現在はキーボード、ギター、エレクトロニクスを操るイアン・ウィリアムスさんと、ドラムのジョン・ステニアーさんの二人体制となっている。

コロナ禍に願いを届ける大宇宙ロボット祭り「Sugar Foot」

「Sugar Foot」MV/画像はBEATINKから

今回MVが公開された「Sugar Foot」のMVは、「大宇宙ロボット祭」がテーマ。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で世界中で多くの活動やイベントが制限された2020年をモチーフとして、「五穀豊穣」や「疫病退散」など日本のお祭り文化を描いている。

コロナ禍で悔やまれながら中止になってしまったあらゆるイベントの無念を晴らし、世界中の音楽ファンやお祭り関係者に少しでも楽しんでもらいたいという願いを込められた。

AC部コメント
本作品は、現在、世界的に蔓延している疫病、新型コロナウイルスや、個人的に親しんできた80年代ロボットアニメ、そして、日本を含め世界各地で中止になっている祭りなどをモチーフにしています。人類の進歩や発展、テクノロジーの進化などを信じたいという、希望を持てるような作品にしたいと思い制作しました。これを見て少しでも楽しんだり、元気を出したり、困難に立ち向かう希望のようなものになってくれると嬉しいです。

多様な進化を遂げるMV・ライブパフォーマンス

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