公開から10日間で興行収入100億円突破──日本映画における最速記録を更新した映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開御礼舞台挨拶が開催。
主人公・竈門炭治郎役・花江夏樹さん、煉󠄁獄杏寿郎役・日野聡さん、下弦の壱・魘夢(えんむ)を凌駕する鬼・上弦の参こと猗窩座役・石田彰さんが登壇した。
会場では、魘夢を上回る存在として、先日情報が解禁されたばかりの新たな敵・猗窩座の話を交えながらトークを展開した。
イベント中、花江さんの口から観客動員1000万人突破(10月16日から31日の16日間の動員数)が発表。日野さんが「よもやよもやだ!」と歓喜の言葉を贈る場面もあった。
アニメの最終話(第26話)では炭治郎たちが無限列車に乗り込むシーンで終了。『無限列車編』で描かれるのはその後、炭治郎たちと魘夢、炎柱・煉󠄁獄杏寿郎と猗窩座の戦いだ。
公開から3日で46億円の興行収入を記録して社会を驚かせると、10日間で動員数は計798万3442人、興収107億5423万2550円を記録。
前提知識が必要なテレビアニメの続編でありながら、『千と千尋の神隠し』や『君の名は。』を上回り、史上最速記録を更新。日本映画の歴代興収でも10位に位置した。
「僕も公開初日に映画館にいって、こないだIMAXでも観ました。映像のクオリティと音楽の迫力と皆さんのお芝居が相まっていて、演じている身としても、ファンの一人としても夢見心地でした」
イベントでは花江さん、日野さん、そして今回初登壇となる石田さんを迎え、ファンの間でも大きな注目が集まっている、煉󠄁獄と猗窩座との激戦についてトークが繰り広げられた。
最初にこの戦いのアフレコについて花江さんは、現場の熱量の高さを感慨深く語り、声優陣もまさに死闘を繰り広げたという当時の様子を振り返った。
「日野さんと石田さんのお芝居が凄まじすぎて緊張感が半端なくて、後ろで(アフレコの様子を)見ていたのですが、音を立てちゃいけないというプレッシャーの中、お2人の芝居を観つつ、炭治郎の出番の緊張感が凄かったですね。本当に熾烈な戦いが繰り広げられているんだなというのが、アフレコ現場からもヒシヒシと感じました」『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』公開中PV
「猗窩座と対する点で、まずは煉󠄁獄の人としての強さ、心の強さを意識しました。かつ柱といえども上弦の参という物凄い強敵と戦う上で、力には限界がありながらも、精神力という意味では上弦の参の鬼をも上回る想いで、凛々しく演じようと心掛けていました」
石田さんとの共演については、煉󠄁獄が猗窩座に立ち向かうように日野さんも煉󠄁獄と同じように強い想いをぶつけたと明かした。
「白熱しましたね。収録自体が自粛期間前だったので、石田さんと花江くんはじめみんなと収録することができたので、同じ空間で熱量を感じながら演じられたというのが非常に大きかったです。石田さんの胸をおかりして、煉󠄁獄の想いを全力でぶつけさせていただきました」
「今回の映画の台本を読ませていただいて、猗窩座という役がどうしてもエッジの効いた尖っている人ように思えて、ただ強さだけを求めている姿がどうも普通じゃないと考え、そういう面を出すことで煉󠄁獄さんの対比になればと思いました」
さらに劇場版で初登場したキャラクターだからこそ、他の声優陣にも負けない想いを持って全身全霊で挑んだと当時のアフレコを振り返った。
「最初の挨拶でも触れさせていただきましが、(猗窩座が)映画で初登場なわけですよ。煉󠄁獄はTVシリーズでしっかりキャラクターが作られていて、そこに対抗馬としていきなりでてくる…そこまでのキャラクターをやらなきゃいけないというところはプレッシャーでもあり、僕の方こそ全身全霊でぶつかっていかないと、人に胸を貸してる場合じゃないなと思いました」
主人公・竈門炭治郎役・花江夏樹さん、煉󠄁獄杏寿郎役・日野聡さん、下弦の壱・魘夢(えんむ)を凌駕する鬼・上弦の参こと猗窩座役・石田彰さんが登壇した。
会場では、魘夢を上回る存在として、先日情報が解禁されたばかりの新たな敵・猗窩座の話を交えながらトークを展開した。
イベント中、花江さんの口から観客動員1000万人突破(10月16日から31日の16日間の動員数)が発表。日野さんが「よもやよもやだ!」と歓喜の言葉を贈る場面もあった。
最速で興収100億円『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
吾峠呼世晴さんの同名漫画を原作に、2019年に放送されたアニメ『鬼滅の刃』の続編として10月16日から公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。アニメの最終話(第26話)では炭治郎たちが無限列車に乗り込むシーンで終了。『無限列車編』で描かれるのはその後、炭治郎たちと魘夢、炎柱・煉󠄁獄杏寿郎と猗窩座の戦いだ。
公開から3日で46億円の興行収入を記録して社会を驚かせると、10日間で動員数は計798万3442人、興収107億5423万2550円を記録。
前提知識が必要なテレビアニメの続編でありながら、『千と千尋の神隠し』や『君の名は。』を上回り、史上最速記録を更新。日本映画の歴代興収でも10位に位置した。
花江「日野さんと石田さんのお芝居が凄まじすぎて」
舞台挨拶冒頭、公開から2週間が経った今もなお人気が衰えることない状況について、花江さんは『鬼滅の刃』のいちファンとしての熱い想いを噛み締めた。「僕も公開初日に映画館にいって、こないだIMAXでも観ました。映像のクオリティと音楽の迫力と皆さんのお芝居が相まっていて、演じている身としても、ファンの一人としても夢見心地でした」
イベントでは花江さん、日野さん、そして今回初登壇となる石田さんを迎え、ファンの間でも大きな注目が集まっている、煉󠄁獄と猗窩座との激戦についてトークが繰り広げられた。
最初にこの戦いのアフレコについて花江さんは、現場の熱量の高さを感慨深く語り、声優陣もまさに死闘を繰り広げたという当時の様子を振り返った。
「日野さんと石田さんのお芝居が凄まじすぎて緊張感が半端なくて、後ろで(アフレコの様子を)見ていたのですが、音を立てちゃいけないというプレッシャーの中、お2人の芝居を観つつ、炭治郎の出番の緊張感が凄かったですね。本当に熾烈な戦いが繰り広げられているんだなというのが、アフレコ現場からもヒシヒシと感じました」
日野「石田さんの胸をおかりして、煉󠄁獄の想いを全力でぶつけた」
さらに日野さんは本作で煉󠄁獄を演じるにあたって、煉󠄁獄が持つ正義感や精神力の強さを自身も同じように抱いて演じたと話す。「猗窩座と対する点で、まずは煉󠄁獄の人としての強さ、心の強さを意識しました。かつ柱といえども上弦の参という物凄い強敵と戦う上で、力には限界がありながらも、精神力という意味では上弦の参の鬼をも上回る想いで、凛々しく演じようと心掛けていました」
石田さんとの共演については、煉󠄁獄が猗窩座に立ち向かうように日野さんも煉󠄁獄と同じように強い想いをぶつけたと明かした。
「白熱しましたね。収録自体が自粛期間前だったので、石田さんと花江くんはじめみんなと収録することができたので、同じ空間で熱量を感じながら演じられたというのが非常に大きかったです。石田さんの胸をおかりして、煉󠄁獄の想いを全力でぶつけさせていただきました」
石田「人に胸を貸してる場合じゃないなと思いました」
一方で石田さんは猗窩座について聞かれると、煉󠄁獄とは正反対の異常なまでに強さだけを求める猗窩座の持つ狂気性を、全身全霊で演じたとコメント。「今回の映画の台本を読ませていただいて、猗窩座という役がどうしてもエッジの効いた尖っている人ように思えて、ただ強さだけを求めている姿がどうも普通じゃないと考え、そういう面を出すことで煉󠄁獄さんの対比になればと思いました」
さらに劇場版で初登場したキャラクターだからこそ、他の声優陣にも負けない想いを持って全身全霊で挑んだと当時のアフレコを振り返った。
「最初の挨拶でも触れさせていただきましが、(猗窩座が)映画で初登場なわけですよ。煉󠄁獄はTVシリーズでしっかりキャラクターが作られていて、そこに対抗馬としていきなりでてくる…そこまでのキャラクターをやらなきゃいけないというところはプレッシャーでもあり、僕の方こそ全身全霊でぶつかっていかないと、人に胸を貸してる場合じゃないなと思いました」
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作品情報
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
- 公開
- 2020年10月16日から大ヒット公開中
- 原作
- 吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
- 監督
- 外崎春雄
- キャラクターデザイン・総作画監督
- 松島晃
- 脚本制作
- ufotable
- サブキャラクターデザイン
- 佐藤美幸・梶山庸子・菊池美花
- プロップデザイン
- 小山将治
- コンセプトアート
- 衛藤功二・矢中勝・樺澤侑里
- 撮影監督
- 寺尾優一
- 3D監督
- 西脇一樹
- 色彩設計
- 大前祐子
- 編集
- 神野学
- 音楽
- 梶浦由記・椎名豪
- 主題歌
- LiSA「炎」(SACRA MUSIC)
- アニメーション制作
- ufotable
- 配給
- 東宝・アニプレックス
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