元プロゲーマーじゃすぱーが『VALORANT』最高ランクの偉業 何が凄いのか?

画像は動画「VALORANT - ついに昇格?!リスナーさん大歓喜の訳とは…!」より

POPなポイントを3行で

  • じゃすぱーが『VALORANT』のレディアントに到達
  • 少数のプレイヤーしかたどり着けない最高ランク
  • なお、最後は相手の降参により到達した模様
じゃすぱーさんがFPSゲーム『VALORANT』で、最高ランクのレディアントに到達しました。

じゃすぱーさんはFPSゲーム『Overwatch』で国内トッププレイヤーとして活躍した元プロゲーマー。

Twitchストリーマー(配信者)に転向してからもプレイングは衰えず、加えて相手のプレイへのリアクション芸、視聴者からのコメントへのツッコミなど、ストリーマーとしての才能を開花。

レディアント到達の偉業達成も配信を盛り上げながらのことだったため、Twitterのトレンドにランクインする事態になりました。 何が凄かったのか。なぜ大盛り上がりしたのか。その足跡を辿りましょう。

日本代表としても活躍したストリーマー・じゃすぱー

じゃすぱーさんはかつてプロゲーミングチーム 「Libalent Supreme」のメンバーとして活動。

2017年には『Overwatch』の世界大会に向けた日本代表チームメンバーに選ばれるなど、国内トッププレイヤーとして活躍しました。
じゃすぱー9月クリップ集
ストリーマーに転向してからはTwitchでのゲーム実況を開始。

FPSゲームや『League of Legends』などの実況配信以外にも、他のストリーマーと結成したグループ「げまげま」で『Minecraft』『ARK: Survival Evolved』の動画を投稿するなど幅広く活動しています。

今年6月からは『VALORANT』に注力しており、ゲーム内のランク戦「コンペティブ」における最高ランク・レディアントにソロプレイで到達することを目標に掲げて配信を続けていました。

対戦型タクティカルシューター『VALORANT』

『VALORANT』は基本プレイ無料、PC向け、5vs5の対戦型タクティカルシューター(FPSの中でもチーム行動を重要にするジャンル)と呼ばれるゲームです。
Episode 1: IGNITION // Official Launch Gameplay Trailer - VALORANT
プレイヤーは、爆弾(スパイク)をマップの特定の位置に置くアタッカー、それを防衛/解除するディフェンダーに分かれて戦い、13ラウンドを先取したチームが勝利となります。

エイム(武器の照準を合わせること)の精度や立ち回りなど個人技も必要とされますが、チーム戦となるこのゲームの鍵を握るのはチームメイトとの連携です。

ソロでの最高ランク到達を阻む高い壁

気心やプレイスタイルを知っているパーティメンバー同士の連携と、その場で偶然マッチングしたメンバーとの連携はやはり違うもの。

レディアントはサーバー内でもごく少数しか到達できない『VALORANT』の最高ランクですが、当然そこを目指す者のなかにはプロゲーマーなど個人技に優れたトッププレイヤーがひしめき、かつパーティを組んでいるケースが目立ちます。

ソロプレイで配信しながらという環境でレディアント到達を目指すじゃすぱーさんの前には、当然多くの壁が立ちはだかりました。

プロゲーマー相手の激戦に多くの注目が集まる

そんなじゃすぱーさんの配信に注目が集まったのは10月11日。

奮戦するじゃすぱーさんのランクアップ表示に、「そろそろレディアント目前なのでは?」との憶測が流れます。

そんな配信の最中に対戦相手としてマッチングしたのは、現在『VALORANT』の競技シーンで活動するプロゲーミングチーム・Absolute JUPITERCrazy Racoonのメンバーたち。
VALORANT - レディアント寸前でラスボス現る!トッププロ3人パーティとの勝負でじゃすぱー万事休す?!
配信のクライマックスを飾るに相応しい豪華メンバーとの対戦にじゃすぱーさんは奮闘。

延長戦が何度も繰り返される展開に視聴者も大いに盛り上がり、この配信では普段の3倍以上となる12,000人近い同時視聴者数を達成しています。

そして激戦の末の勝利!

...なのにレディアントには到達しない芸人力の高い結末も合わせてTwitterでトレンド入りし、プロゲーマーからも激励が届く事態になりました。

そしてランク戦最終日、感動の(?)フィナーレへ……

そして迎えた10月13日。

『VALORANT』のランク戦が一区切りとなる最終日のこの日、じゃすぱーさんは最後の追い込み配信にて見事レディアント到達を達成しました(外部リンク)。

残念ながら最後は相手の1人がゲームから抜けたことによる降参での勝利という形になったものの、配信にはこれまでじゃすぱーさんの戦いを見てきた視聴者、ストリーマー、プロゲーマー、大会の実況解説陣などから多くの祝福の言葉が寄せられました。 ちなみにじゃすぱーさんのこれまでの配信では、マッチングしたプレイヤーが試合終了後に彼のレディアント達成を気にかけたボイスチャットを残していくなど、高みを目指す者同士の絆のようなものが垣間見えたのも印象的でした。

そんな『VALORANT』も昨日10月14日から新シーズンに当たる「Act 3」が開幕。

新しいマップやキャラクターが登場し、プレイヤーたちは再び振り分け戦からランク戦を戦うことになります。
ACT 3 バトルパス トレーラー - VALORANT

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2件のコメント

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:4120)

ゴースティングされてかわいそうだったね

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:4119)

ゴースティングえぐかったな