漫画を諦めきれない若者に救いの手を プロゲーマー ウメハラが新企画を始動

POPなポイントを3行で

  • 梅原大吾の配信でリスナー投稿の漫画が話題に
  • 雰囲気、セリフ、作画に期待を感じさせる内容
  • 原作を面白くするためにリスナーから設定とあらすじを募集
プロゲーマーのウメハラこと梅原大吾による新企画がスタートしました。

その名も「ウメハラまんが道」。ある漫画の「設定とあらすじ」を募集し、第2話を制作していくという企画です。

プロゲーマーのウメハラさんがどうして漫画を?と首をかしげたくなるこの企画。

「ウメハラまんが道」成立の背景には視聴者から届いた1通の便りがありました。

視聴者投稿からスタートした「ウメハラまんが道」

5/19/2020 ウメハラジオ 第30回
プロゲーマーとして現役で競技シーンでも活躍するかたわら、ゲーム実況サイトのMildomやTwitchで配信者としても活動するウメハラさん。

新企画のきっかけは、トーク番組として配信している「ウメハラジオ」の第30回に寄せられた視聴者からの便りでした(動画では36分過ぎ)。

便りの主は「アラサー無職の漫画家志望者」を名乗る東名さん。

「今すぐにでも見切りをつけたほうが良いと思っていますが諦めきれず悩んでいる」と書き出した東名さん。

アラサーの頃には、大好きな格ゲーと麻雀を断ち介護の仕事をしていたというウメハラさんに諦め方のアドバイスを求めます。

その回では「漫画も勝負の世界」としたウメハラさんの「やめる気がないと覚悟もつかない」という回答で一旦幕を閉じますが、東名さんは自身で制作した漫画も番組に対して送っており、それが今回の企画に繋がります。

「ストーリーを他の人に委ねてみてはどうか」

新企画が告知された配信(外部リンク)によれば、東名さんは現在29歳。

会社員だった25歳ごろから漫画を描き始め、ジャンルとしてはヒューマンドラマや家族愛が好き。ホラーやSFは描いたことがないとのこと。

東名さんの漫画に対して「起承転結がない」と辛口の評価を下したウメハラさん。一方で雰囲気やセリフ、作画については高く評価します。

そんな東名さんの長所を残しながら「ストーリーを他の人に委ねてみてはどうか」と始まったのが今回の企画「ウメハラまんが道」。

「一生懸命やってるんだけど、自力だとどうにも難しいことがある人と何かを一緒にやるのは好き」とウメハラさんは企画の成立を振り返ります。

第2話の「設定とあらすじ」を募集

1次選考として東名さんが制作した第1話に続く第2話の「設定とあらすじ」1000字程度を募集。

シナリオ形式になっていなくても問題なく、ヒロインが第1話の登場人物・花子であればホラーやSF、ギャグ、恋愛などジャンルも問わないとのことで何通でも応募可能。

発表を受けて配信のチャット欄には、ウメハラさんのライバルとして名を馳せ、現在はMCや大会実況で活躍するオオヌキこと大貫晋也さんが登場するシナリオを期待するコメントなどが並びました。

募集期間は23日(火)まで。選考の結果は30日(火)のMildomでの配信にて発表され、通過した作品が2次選考に進みます。

なお一度は介護の仕事に就いたウメハラさんがどうしてもう一度ゲームの道を歩むことになったのかは、以下の講演でも語られています。
ウメハラ「BeasTV」17/1/19 - 一日ひとつだけ強くなる 慶應丸の内シティキャンパス講演

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